大変残念なお知らせです。協議の結果、

2020-21の大会はすべて中止といたします。


2020シーズンイン直前の4/7に緊急事態宣言から5/25の解除を受け再調整。しかし6/2東京アラートから始まった第二波により都道府県をまたぐ移動の自粛を受け再び予定変更。7/22から始まったGoToキャンペーンの影響を観察しながら開催のタイミングを伺っていました。しかしながら全国で多発するクラスター感染のニュースを聞き、8月が終了してしまいました。

予定的には9月後半に各地で予選会を開催し、1発で全日本進出者を決めて、無観客や入場規制を行い全日本を開催するというプランも立てましたが、調整過程で「乱暴すぎる」「今年はやらないほうが良い」といった否定的な意見が多数でした。具体的な意見としては、

・ 練習しているパークが利用規制されていて満足な練習ができない。

・ 越境して環境の良いパークに行けない。練習環境が悪い。

・ 選手の体調管理やソーシャルディスタンスの確保など管理できない。

・ 都道府県独自の緊急事態宣言が全て解除されていない。


などスケーター各々の公平性の担保が取れていない現状が理由の多数でした。

世の中を観察すると、学校のクラブ活動などでも対外試合などの多くは再開されていません。ご存知のとおり一部プロスポーツで開幕していますが、何重にも及ぶ各種検査や、観客制限などアマスポーツでは考えられない手段と費用が講じられており、我々(選手&家族も含む)にはスポーツ界で常識とされている感染予防はハードルが高いと判断しています。

最終的な決定として、今期の予定は全てキャンセル。異例ではありますが来季を含めて2020-21を1シーズンとして開催というプランを考えています。すでに今年の会費を納めて頂いた方は来季を免除、諸事情あって未納の方は来年4月までに納付していただきます(賛助会員・店舗会員・公認プロ・公認インストラクター対象)。苦肉の策ではありますがご理解を頂ければ幸いです。様々な可能性を探っていたため、ご報告が遅くなりましたこと、大変申し訳ありませんでした。引き続き、AJSAへのご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様も感染予防に気を配り楽しいスケートライフをお過ごし下さい。また医療現場で奮闘されている皆様に謝辞を送るとともに、残念ながら命を落とされた皆様のご冥福をお祈りいたします。

2020年9月7日 一般社団法人日本スケートボード協会   







重ねてお願い致します。新型コロナウィルス拡散防止にご協力をお願い致します。