初開催のRED HATで悲願の初優勝・立本和樹の男泣き!



■今まで何度も2位を経験し、一部のスタッフの中からシルバー・コレクターなどと言われ始めていた立本が第2の故郷ともいえる栃木県黒磯市のREDHATで念願のゴ−ルドメダルを手中にした。夏休みも終わりに近いのに「この夏最高」の37度という気温、コース内では軽く50度という異常な状態。避暑地で有名な那須高原の麓で計画した8月大会であったが今年の異常気象でアップップ!


優勝決定の瞬間、中央はREDHATオーナー根本氏
灼熱の大会本部
左から望月・小澤・立本

■しかし上位に残った選手はさすがです。優勝の立本はもちろん2位の小澤も独自なルーティーンでロックンロールのリズムに乗ってイギリス帰りの勢いで会場を沸かし、同じくヨーロッパでもベストトリックで賞金を稼いで凱旋参加となった望月がティーンエイジャーとは思えない円熟の滑りで3位に続いた。

■一時期に比べてエントリー数が減っているプロ戦だが、慢性的な経済不況や、大きなシステム変更の節目の年であったりと色々な要因は理解できる。今大会も18名と数字的には寂しく感じるが、参加している選手の目的意識は明確に感じられるような気もする。大会が定期的に開催されるようになって8年、有れば有ったで飽きてくる、無ければ無いで文句が出る、せつない立場の大会運営とは百も承知のスタッフですが、今年の会場はなんか変な感じがする。スケーターが減ってる訳でも無い、アツイ連中も日本各地でブイブイやってる、アマの大会は今年も激戦が続いている、不況のせいにするのは簡単だけど・・・。