今年も好調の立本和樹が安定したトリックで優勝。2位に中村隆太が大金星!



■久しぶりに東北でのチャンピオンシップ開催となった第2戦、厳しい冷え込みの中で26名の選手によって開催された。仙台周辺での開催は96年以来の8年ぶりという事もあり、東北のトップ選手のエントリーも多かったが結果は厳しいものになってしまったようだ。




安定感でますますの期待がかかる立本和樹(写真提供/カスタムトラック)

■優勝した立本は昨年からの好調を維持しており技術的には安心して見ていられる。だが、欲を言えばルーティーンに無駄も多く、今後の活躍を確実にするためにも、さらに高い次元での滑りが期待される。


2位と大金星をあげた中村隆太(写真提供ハスコエンタープライズ)

■今大会でもオープン化の特徴として2人のアップカマーが決勝に進出した。中でも2位と大活躍した中村隆太は柔軟なバネを使いきり3拍子そろった才能を予感させた。決勝常連の小澤正道や橋本貴興も復活してきた今シーズンまだまだ盛り上がって行きましょう。



■第2戦という事でオープン化したAJSAチャンピオンシップの楽しさも徐々に理解され、参加&観戦のおもしろさが再確認できてきた。昨年までトップ・アマと呼ばれていたスケーターの中に、私達が思い浮かべるだけで50人は出場して欲しいスケーターがいる。プロという垣根を取り去ったつもりだが、逆に感じてしまっている人も多いと聞く。自分の可能性を試してみては如何だろうか? 次はジャム形式のムラサキCUPです。絶好のチャンスですよ!





TEAMハスコの大活躍に感動する塩谷コーチ