中部アマチュアサーキットの最終ランキング発表
※最終成績上位16名(タイ含)までの選手が全日本アマ選手権出場資格を獲得





第1戦・2004.9/12 藤枝スケートパーク MURASAKI CUP(静岡県)

雨に泣かされ続けた2004年中部サーキット。先週までの台風続きで今週も・・・と嫌な予感を吹き飛ばす快晴の下でマイナスイオンたっぷりのスケートパークで行われた第3戦ムラサキCUP。パーク所在地の藤枝市が市制50周年という事で大きなご協力の下、49名という今年一番のエントリーで大いに盛り上がった。
予選は沼津の4トン西湖が貫禄のトップ通過。2位には最近メキメキと実力を付けてきた村松真伍。3位には増田塁揮が地元ルーティーン炸裂で堂々TOP3入り。今後末恐ろしい中学生が登場したという感じがしたのは私だけじゃないだろう・・・。とにかくスケートに乗れていた。



決勝の5位に入賞したのは山梨の田中 登。小気味のいいルーティーンで会場を沸かせた。4位には予選3位だった増田が実力で入賞。そして決勝で3位をゲットしたのはこれまた中学生の山田勝之。3位と4位が1ポイント差でジャッジ泣かせの採点となったが、甲乙つけ難い本当にすばらしいスケートだった。二人ともこれから背が伸びればもっとダイナミックなスケートをみせてくれるに違いないだろう。
2位には決勝TOP通過の西湖が1ポイント差に泣き入賞。そして優勝は名古屋の加藤祐太郎。ビックでクリーンなフリップB/Sグラブをメイクした。恐らく初優勝?だと思われるが、これに満足することなく上を目指してほしい。


左から西湖・加藤・山田

これで3戦が終了し、2004年度中部サーキットは全日程を無事に終了したが、第3戦に新旧の大勢の選手に集まっていただき感謝。藤枝パークのご厚意にも感謝。運営を手伝ってくれた地元選手に感謝。快晴の下で大会を開催させてくれた太陽に感謝、感謝でした。
来年もみなさんよろしくお願いします。お疲れ様でした。



第1戦・2004.8/8 B7SKATEPARK(三重県志摩郡)
※5/9に雨天中止になった大会の延期開催です

雨天順延となっていた中部サーキット第1戦が快晴の下、無事に開催された。14名と寂しいエントリーだったが、精鋭揃いの熱い戦いとなった。16名に満たない為、予選・決勝という形で2本滑ってのベスト得点で順位を争そった。



5位には中部サーキット上位の常連となってきた小宮啓太。4位には最近勢力的にサーキットに参加しメキメキと実力をつけてきた小西祐馬。3位には地元B7の実力者、大矢徹。ほとんどのトリックをノーリーからアプローチし、145山ではノーリーフロントサイドテールスライドを見事にメイクし会場を沸かせた。2位には浜松から積極的に大会に参戦している安藤勝丸。努力が実って見事にメダルゲット。これを機に全日本を目指して頑張って欲しい。そして優勝金メダルをゲットしたのはB7の大田真也。ハイスピードで大技を次々メイクし初優勝を果たした。



次は最終戦の静岡県藤枝。全日本目指す人、メダルをゲットしたい人、初出場したい人、ポイントゲットしたい人、応援したい人・・・・。最終戦は熱い熱い戦いになる事を期待してます。





第2戦・2004.7/11ホリデーギアROCKET(愛知県半田市)



前日までの大雨も上がり今年の初戦となった中部サーキット第二戦が愛知ホリデーギア”ROCKETS"スケートパークにて開催された。エントリー31名と少なめだが、地元愛知勢と沖縄から富山と実力派スケーターが集まった。

予選1位通過となったのは、遥々富山から駆けつけた金子周平。切れのいい動きを見せ、愛知勢をあっと言わせたのではないか。2位通過は愛知の実力派小宮啓太が難易度の高いトリックを決めた。3位にはホリデーギアの大会では名物男となった新垣クリスチャン。ハイスピードのラインで時折見せる”目線”に観客もジャッジも降参状態であった・・・。

決勝では愛知の若手の加藤祐太郎が得意のフリップをBANK TO BANKでクリーンに決め3位ゲット。2位にはハイスピード新垣クリスチャンが予選同様小気味良いラインで入賞。そして優勝は愛知の神戸泰人がレールでのKGRIND全流し等難易度の高いトリックを決め初優勝をゲットした。全体的に選手も若返り、今後楽しみなスケーターが本当にたくさん出てきた。

また今大会が初参加の選手も多数おり、まだまだ2戦目、3戦目と面白いドラマが見れそうな予感のする大会であった。


写真左から3位の藤祐太郎n
優勝の神戸泰人。2位の新垣クリスチャン