城南島スーパーミニランプセッション。真夏の男祭り!
灼熱のサバイバルジャムを制したのは男の中の男 小澤正道

今年は記録的な猛暑となっている日本列島。スケート業界も記録的に熱い。
今大会が行われた8月19日には、関東エリア4カ所で、大規模なスケートイベント
が行われていた。スケーター達は、自分のスタイル、スキルに合った会場へ各々出向
き、有意義なSkate Dayを過ごしたであろう。



AJSAでは東京都大田区の城南島スケートパークにて、サマーフェスティバルを開催。
イベントのトリを飾ったのが、このミニランプジャム。
出場選手を4ブロックに分けて、予選5分、準決勝10分、決勝15分間と、体力勝
負のサバイバルジャムセッションとなった。
この熱い戦いを制したのは、圧倒的な高さと派手なライディングで会場を沸かせた、
小澤正道。技のデパート瀬尻稜を僅差で退け賞金5万円をモノにした。


小澤正道/ステールフィッシュ

2位の瀬尻も、今回は惜しくも敗れたが、トリックのバリエーション、クオリティ、
ルーティーンワーク等々、更に磨きがかかっており、若干10才にして、トッププロ
の風格まで備えたようにみえた。


瀬尻稜/リーンエアー

3位入賞は、屈指のアーラー、柳沢勇人。オールドスタイルなライディングを究めて
上位入賞を果たした。


柳沢勇人/サッドプラント

4位に地元の、野寺亮。フロントサイドのノーズボーンやJTエアーは迫力満点。
他、準決勝で惜しくも敗退してしまった、横溝太一、出野大二郎、堀米雄斗、石丸慧
佑が同率5位入賞。








また午前中にはスラロームの大会も開催、いつもスタッフとして大会を支えている面々が真剣勝負。



2007AJSAタイムアタックサーキット夏の陣 久しぶりの都内開催。会場は大田区城南島。
ルールは単純、スタート地点からゴール地点まで、早いタイムで走り抜けた人がその日のチャンピオン。
今回は、初の試みとなるフルプッシュスラローム。プッシュにてスタートし、約2.2mの間隔で置かれた
パイロンをくぐり抜け、Uターンし、またプッシュで加速し..... プッシュ、ターン、ブレーキングとスケー
トボードの基本動作に長けているライダーが勝つ。まあ、今回はやってみないと誰が勝つのか分からない、
大荒れのレースが予想された。



まずはビギナークラスから。優勝は若手ライダー 渡辺裕磨。普段からパークやストリートをブイブイ滑り
まくっているだけあり、初出場ながら見事なライディングでありました。
2位に常連、藤沢兄弟の三男坊 藤沢旭が、食い込んだ。3位、古城尚 という結果。



続くオープンクラスは、気合い入りまくりで、練習中も転倒者続出。大きな怪我は無かったが、マキロンの
必要な選手が沢山居ました。

勝負の行方はというと、やはりこの男は勝負強い。常勝 西川たかし がUターン直前のブレーキング走法
など、独自のテクニックを駆使し見事に優勝を飾った。
2位に岸本たつや。彼はタイムこそ西川より早かったが、パイロンを倒したペナルティにより、優勝を逃し
てしまった。これには、西川も今回の優勝を素直に喜べない。とコメントを残した。
3位には、カリスマスケーター AKI秋山。その昔、世界で活躍した実績は今も健在。流石です。
4位に、今回オープンクラスにエントリーした、藤沢雅が食い込む。かなり練習を積んだのか、
速くなってました。
5位が、東北の虎、工藤学。この順位は彼には納得できているのか?
6位に、カツ秋山。流石ベテラン、スムースなライン取りでした。

今回の競技形態は初めての部分が多く、選手は勿論、運営スタッフも手探りの中行われました。
終わってみれば、楽しい大会でしたが、まだまだコースなどに改良の余地があり、来年は更にエキサイティング
なレース展開になるよう、探求していきます














なんと優勝は「あの人」でした! さすが!