2008関西アマチュア地区サーキット結果



関西地区アマチュアサーキット最終戦、
優勝の栄冠を手にしたのは、滋賀県ハックルベリーの吉田昌宏!!


アマチュアサーキット各地で開催されましたが、この関西最終戦が最後。
全日本アマ出場権を掛けた最後の大一番、レベルも高く、出場選手のスタイルもバラエティに
富んでいて、アマチュア戦ながら見応え満点。
最後という事もあり、関西地区のみならず、関東、中部地区からもエントリーがおおかった。


優秀の美を飾ったのは、ハックルベリーの吉田昌宏。14歳ながら絶妙なアール使い。
写真のフロントサイドJTエアー等は芸術品です。
2位に食い込むのが、オールドトリックマスター、長崎寛。アールtoバンクやスパイン、

ヒップ等を綺麗に流しギャラリーにアピール。
3位はレール等ストリートトリックをクリーンに決めた森岡正治。エレメントからフルサポート

を受け、見事に表彰台をゲットと同時に今シーズンの関西チャンプに輝く。
4位に2戦を終えた時点で、3位の森岡と同率ポイントリーダーだった坂田亜離釈。

今回の結果を持って年間ランク2位となる。
5位は徳稲優輝、2戦目の6位から一つ順位を上げて年間ランク4位となった。

6位に佐川海斗、7位に井狩大海と小学生スケーターが続いた。

今回も多くの小学生スケーターが参加し、予選を突破している。
小さいながら本当に上手いしミスが少ない。
スケーターというのは上手くなると難しいトリックにチャレンジする習性があるが故、

ミスも多くなり自滅してしまう選手も多いと思います。
しかし、スケートボードとはクリエイティブなスポーツであり、コンテストだからといって

無難にまとめる事は無い。
キメる所はキメて、勝負する所は勝負する。結果ミスしたとしても、そのチャレンジ精神に

ギャラリーは熱い声援を贈ってくれるのです。

次は全日本アマチュア選手権です。出場資格を取れなかった選手も会場に足を運んで欲しい。
毎年ドラマがあります。もしかしたらプロの大会よりも感動するかも。




3位の森岡正治(Kグラインド)


準優勝の長崎寛(ファストプラント)


優勝の吉田昌宏(フロントサイドJTエアー)


左から準優勝の長崎、優勝の吉田、3位の森岡







 
関西サーキット第2戦は大阪の大東市深北緑地にある通称恐竜公園スケートパー
クで開催されました。気象庁はまだ関西の梅雨明けを発表していませんが、大会当
日は「もう梅雨は明けたでしょう〜!」と言わんばかりの青空が晴れ渡り、エナジ
ードリンクのROCKST★Rが選手全員に参加賞として配られるなど、とても良い雰
囲気の中で開催されました!


深北緑地スケートパークです。


002エントリー確認をする選手達


受付担当、パンクちゃん&坂田プロ


エナジードリンクのROCKST★Rも協賛にいただきましたっ!


参加賞として選手全員に配られました!


いつもの様にタイムキーパーぱんくちゃん、MCはドンチャック

 それではまず予選の方から。
まず1位で予選を通過したのは八崎翔平(ムラサキ京都)。コンテストではあま
り見かけない顔だが、滑りはピカイチでした! ダウンレールでのKグラインド
toバックサイドリップスライドや、テーブルトップからのスイッチオーリーフ
リップ等々、時間内の技数も多く、トリッキーな滑りで予選ではただ1人200
点台の204ポイントを獲得した。2位で通過は第1戦火打形のウィナー、森岡
正治(ムラサキ泉南)が、カーブBOXやレール中心の滑りで195ポイントを
ゲット! 落ち着いた安定した滑りにはジャッジからも定評があるライダーだ。
3位にはスムースでスタイリッシュなライディングの持ち主、秋田将吾(ムラサ
キなんば)が182ポイントで通過! バンクtoバンクでのステイルフィッシュ
がシブかったです! そして4位に原口淳史(スポタカ)、5位には昨年練習中
の怪我でコンテスト不参加に終わった今井達郎(ムラサキ梅田)らが続いた。
この他、予選で目立った動きをしていたのは、ピチパン、ローライズなスタイル
でパンクな滑りの河村祐樹(スポタカ)、BOXでのロングノーズグラインドから
のフリップoutが印象的だった北川兼二(スポタカ)、優勝宣言しながらもなん
とか予選通過の前川貴志(スポタカ)、関西では決勝常連組の小泉卓司(ムラサ
キ京都)などがそれぞれ決勝に進出した。また、昨年の覇者、坂田亜璃釈(ハヤ
シトレーディング)はミスが目立ち、14位通過とスロースタート。弟の坂田海
優(ハヤシトレーディング)は大会最年少にもかかわらず、大人顔負けのトリッ
ク連発で会場を沸かせ、15位でこれまた決勝へ! そして最後に関西のビデオ
スター、薬師神和昭(スポタカ)もフラフラになにながらもなんとか16位ギリ
ギリで決勝にコマを進めた!


薬師神和昭


東尾将幸


北川兼二


前川貴志


森岡正治


小泉卓司


秋田将吾


坂田亜璃釈


河村祐樹


予選終了、自分のリザルトをチェックする選手達。写真が無かった皆さんスミマセンでした!



続いて決勝。
予選で1位だった八崎は決勝では2本ともミスが多く、145ポイントの11位
に終わった。これからもどんどんコンテストに出て来てもらいたいライダーの1
人ですね! ビデオスター薬師神も本来の滑りが出来ず決勝もフラフラで15
位、順位を1つ上げただけだった。優勝宣言男の前川はコンテスト経験が少ない
せいか、緊張の滑りでイマイチの9位。大技は後半に持ってこないとね!(笑)
また次回頑張って下さい! 予選3位につけた秋田将吾はステイルフィッシュと
かクリーンに決めてたんだけど、これまたミスが目立ってしまい7位に落ちてし
まった!残念。そして昨年の屈辱を晴らすべく、優勝経験も豊富な今井は少し演
技が消極的になってしまった様な感がした。最終順位を4位とした。
さてメダル圏内。まず3位銅メダルは1戦目の火打形で優勝した森岡正治(ムラ
サキ泉南)。テンポの良い滑り、且つ丁寧で安定したライディングを見せたが予
選から順位を1つ下げてしまった。火打形とはまた違った意味で色んな選手のラ
イディングが見れたと思うんで、最終戦に向けて戦略を練って下さい。応援して
ます! 2位の銀メダルには河村祐樹(スポタカ)が予選7位からいきなり表彰
台に上がって来た! スピーディーでパンクな滑りは個人的に好きです! 2年
前の同大会では坊主頭で3位に入ってましたが、今回は金髪のロンゲ! 見た目
も滑りも大人っぽくなってましたよ〜! 次回の第3戦、全日本、共に頑張って
下さい! で、優勝は予選14位から13人抜きの坂田亜璃釈(ハヤシトレー
ディング)。257ポイントでダントツの優勝!ライディングに関しては何も言
う事はありません! パーフェクトだったと思います。坂田選手は深北緑地での
大会では2006年からなんと3連覇! 素晴らしい限りです! 昨年の大会で
は優勝しているにも関わらず、決勝2本目のランで特大オーリーを披露し、右手
を骨折してしまい全日本出場を断念すると言う残念な結果に終わっているだけ
に、今年の全日本では是非頑張って欲しいと思います! しかも今年の全日本は
関西の北神戸田園スポーツ公園で開催なので、気合いも入ると思います。他のみ
んなも是非是非頑張って下さいね〜!


ウィナーは坂田亜璃釈


左から優勝の坂田、2位の河村、3位の森岡


今大会最年少の坂田海優選手に特別賞がっ!


ダウンレールのKグラインドtoバックサイドLipスライドでベストトリック賞をゲットの八崎翔平選手!




と、関西サーキット第2戦はこんな感じでしたよ〜
スタッフの皆さん、選手の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした〜!
協賛各社の皆様もありがとうございました〜! それでは次回の9月13、14
日、神戸六甲アイランドのgスケートパークでお会いしましょう〜
さようなら〜





2008年の関西サーキット開幕戦はこの4月でオープン4周年を迎えた京都の火打形スケートパーク!
先日から降り続く雨で開催が危ぶまれたが、大会当日は雨もやみ、時折晴れ間ものぞくと言ったまずまずの天候の中で開催された。
エントリーの方は26名と昨年を大幅に下回ったが、選手達のレベルも高く、なかなか内容の濃い大会内容となった。
予選では地元京都の小泉卓司がミスの少ないパーク全体を使ったスムーズな滑りで230ポイントをゲット! 予選を見事1位で通過した。
そしてAJSA初参加の大阪バーチスケーター、セキノレーシングの芝田元が大人顔負けのボールライディングを披露! リーントゥテール、マドンナ、 ets.をクリーンに決めて2位に。3位には怪我からの復帰後、驚異的な上達を見せているバーチライダー笹岡拳道がボールを中心とした難度、スピードと共 にハイレベルな動きで180ポイントを獲得したが、少しミスが目立った様だ。そして4位には蔵之前将希(179ポイント)、5位に笹岡健介(171ポイン ト)、6位には森岡正治(161ポイント)と続いた。

決勝ではまず、HuckleBerryの吉田昌宏がアール中心の滑りで168ポイントを獲得し6位に。POP KID'Sの知原功久はストリート中心の滑りで182ポイントゲット、5位に。予選で2位につけたセキノレーシングの芝田元は決勝でもボールでのトリックを予選同様クリーンに決め、197ポイントと得点を伸 ばしたが4位にとどまった。そしてメダル圏内、まず3位に入ったのが、昨年のサーキット最終戦のファイナルランで特大オーリーを披露し、右腕を骨折した地 元大阪の坂田亜璃釈。アールセクションは殆ど使わなかったものの、難度の高いトリックをクリーンにつないで220ポイントを獲得した!
2位はセキノレーシング笹岡拳道がきた! ボールでの50、フロントスミス、バックスミス、フロントテール、Rでのインディーグラブと、どれをとってもス ピィーディーかつ、スタイリッシュで安定した滑りで文句無し! 獲得ポイントは224ポイントだった! しかしこれを上回ったのがムラサキりんくうの森岡 正治。笹岡とは対照的なストリートな滑りだったが、パーク全体を無駄無く使い、各セクションでのトリックも殆どノーミス、フラットバンクトップからのハー ドフリップイン、Rでのフロントテール、ブラントets.などなど、ジャッジ5人全員が笹岡のポイントを上回った! 233ポイントを獲得し、堂々の初優 勝を獲得した!

さて、そんな感じで、おてんとう様にも味方していただき、問題無く開催出来た今年の関西サーキット開幕戦だが、バーチがどうとか、Rがどうとか、ストリー ト系がどうとかではなく、キッズ達のレベルの高さが印象に残ったコンテスト内容だった。ここ最近、他地区でもキッズスケーター達の活躍を良く耳にするが、 関西でも確実に次世代スケーター達の成長が著しくなって来ているのは確かの様だ! 7月の第2戦、9月の第3戦、そして今年は関西で行われる10月の全日本が非常に楽しみだ!




火打形スケートパーク


MCのドンチャンック&タイムキーパー、パンクちゃん


今回のジャッジの5人です


14位の蔵之前選手のフロントテール


9位の福島岳大選手のテールタップ


8位の小泉卓司選手のオーリーフリップ


7位の笹岡健介選手のインディーエアー


6位の吉田昌宏選手のリーンエアー


4位の芝田元選手のリーントゥテール


2位の笹岡拳道選手のフロントテール


優勝した森岡正治選手の50(皆の写真を掲載出来なくてスミマセン!)


将来を担うキッズ達も大集合です!

さて軍配はどちらの手に?



ウィナーは森岡選手!


左から2位の笹岡拳道、優勝の森岡正治、3位の坂田亜璃釈。


レディース特別賞の槌田愛莉選手


特別賞の西田純也


ベストトリック賞の笹岡健介選手


最後にみんなで記念写真「おつかれさまでした〜!」