2008関東アマ地区サーキット結果



8月31日、2008AJSA関東アマチュアサーキット第三戦が群馬県安中市米山公園スケートパークにて開催された。全国各地で記録的な豪雨が降るという時期で、ここ安中市でも前日まで雨が降る天気であったが、幸いにも当日は絶好の晴天に恵まれ、スタッフや選手の懸命な水掃き作業の甲斐あって、予定どおりに試合を開催することができた。

ここ米山公園スケートパークは秋山氏、迎氏らをはじめとする地元スケーターと安中市の提携によって維持されているパークであり、試合前にも彼等の手によってパーク内の整備がなされ、今回の開催が成された。こういった熱意あるスケーター達のおかげでAJSAは全国各地での試合開催が可能であることを改めて認識し、この場を借りて心から感謝の意を表したい。

今回のエントリーは33名、関東北部ということもあり上越地区からの参加選手もあり前2戦とは少々違った顔ぶれでの対決となった。

ジャッジの紹介

左から飯野達也/トリックスター
地元群馬のベテランスケーター、AJSAレディース部門で連覇を重ねた飯野沙耶香の父親、自身でスケートムービーを作成するなど、今後のメディア活動にも注目される。

迎敦/DESTINE SKATE TEAM・安中スケートボード協会員
ここ安中スケートパークの維持に大きく貢献するスケーター。今回の試合スタッフの人選において、多くの方からその名前を推薦されたあたりを察するに、北関東地区では絶大な信頼を得ていることが窺われる。

小川元/カスタムトラックス・インハビタント・トランシェ・AUTOBAHN
言わずと知れたアジア地区バートチャンピオン。バートランプのみならず大型セクションなどにおいてもその実力の片鱗が随所に見られ、特にアールtoバンクなどでは卓越したテクニックを発揮する。今回のチーフジャッジ。

久保田敏弘/ムラサキスポーツ・EXPERTISE・VENTURE・AUTOBAHN・ラッキーベアリング・SEVEN2
多くのメディアやデモで活躍するプロスケーター。特に強靭なバネを生かしたノーリーやスイッチからのトリックには定評があり、AJSAオープンでも試合中に何度もスーパートリックを決め会場を沸かせる実力の持ち主。

小川アンドレ/ELEMENT・ELEMENT SHOES・VENTURE・HUBBA WHEEL・FIZZ BEARING・EXPERTISE・FUN BOX
一昨年のAJSAアマチュアチャンピオン。現在はプロとして全国的に活動し、現在発売されているトランスワールドの付録DVDでの登場が記憶に新しい。今回のジャッジ陣の中では最も若いが、ライダー目線としての評価・意見が期待される。

またMCには軽快なノリとツッコミで会場を盛り上げた清水氏、集計・タイムキーパーには堅実なPCスキルで試合の進行を順調に維持してくれた佐藤氏が勤め、DJには自身で楽曲の制作も手掛ける竹内氏が協力してくれた。




それでは試合の模様をお伝えしよう。
セクションは手作りで少々傷んでいるように見えるものの、要所要所はしっかりと補修され、さすがはスケーターのオリジナルといった風貌。またこのやや危険な雰囲気が近年のパークにはないストリート的なオーラが醸し出されており、筆者個人的にはかなり「絵になるパーク」と評価させて頂く。
そんな一見クセのあるパークのせいか、多くの選手が日頃の実力を出しきれずにミスを重ね、ポイントを加算できずに時間終了となるが、それを見越したこのパークに慣れた地元勢や経験豊富な選手は、無理のない無難な「予選らしい滑り」で確実にポイントを重ねていく。
ここで最近のコンテスト決勝常連であった春日美夢・西川礼らも得意ワザが決まらずに惜しくも予選敗退となる。



決勝には、上井稜・桑本透伍・岸海・田村歩夢・西川誠・石丸慧祐・西川仁寿・阿部亮太・有馬昂希ら前回でも活躍した選手が順当に駒を進め、それに加えて根岸隼都・品田和範・増田啓士・大隅正泰らの地元勢、上越地区からは古田将人・白江仁志、そして神奈川から決勝初進出の佐川海斗が残る結果となった。

決勝順位は以下のとうり。

16位 大隅正泰/FAMIRY・DA.BONB・ES・PREMIUM
昨年度のサーキットでこのパークで優勝を果たし、今回もかなり期待が持たれたが、前日の他試合での疲れのせいか〆ワザが決まらず。最後は足がつり、仲間に支えられてコースを出るほどの大健闘だったが、コンディションが良ければ更なるランクアップが確実であったろう。


15位 岸海/ムラサキスポーツ八王子
なんと7歳!スケート歴もまだ2年弱という驚きのスーパーキッズ!まだまだスピードもパワーも大人のそれには遠く及ばないが、ミスのない確実なルーティンと抜群の集中力で、不慣れなこのパークでも自分の滑りをなんとか出せたようだ。


14位 西川仁寿/TRICK STAR・DA BONB
ポテンシャルはとても高い印象があるのだが、ギャンブル的なトリックが目立ち、それが決まればメダル圏内確定なのだが、今回はそれがメイクできずにこの順位。
スタイルといえばそれまでなのだが、実力はあるのだからそれを試合向けに調整できる巧さが備われば更なる安定した良い結果が望めそうだ。


13位 増田啓士/TRICK STAR
R&R、ハンドプラントなどRでのスタイリッシュなトリックが一際冴え、会場を盛り上げた。こういった滑りでパークスタイルを勝負していくのであれば、トランスファーなどでルーティンを工夫してジャッジへの印象を上げれば、好成績に繋げるきっかけとなりそうだ。


12位 根岸隼都/TRICK STAR
本人の目標であった「予選通過」を2位という見事な順位で通過し、決勝での活躍も期待されたが、予選で実力を抑えていた選手の追撃に阻まれ順位後退を余儀なくされる。まだまだ荒削りではあるが、ほぼ全てのセクションを上手にまとめあげたあたりが好評価となったようだ。


11位 佐川海斗/50-50・FLAKE
この選手のここ数ヶ月の上達ぶりには目を見張るものがある。パークスタイルにおいては特に弱点とするようなセクションも見当たらず、試合でもエアー、グラインド、スライド、フリップと一通りのトリックを均等にこなすバランスの良さが印象的だった。本人の滑りだけでなく親御さんの名トレーナーぶりも評価したい。


10位 有馬昂希/DOUBLE FAITH
フリップトリックでコースを攻め尽くしたフリップマスター。途中に織り交ぜたレールやエアートリックも確実に決まり、小学生としては堂々の結果を残す。試合ごとに順位をじわじわと上げているので、来年のサーキット戦では表彰台に上がれる実力を備えてくることが予想される。


9位 田村歩夢/TRICK STAR
決勝常連組としてその名を全国区に押し上げんとする関東キッズのエース。数年前からコンテストシーンに登場するようになり、すでに高学年かと思いきやまだまだ4年生、これからの成長がとても楽しみなライダーである。今回の試合でもその実力を存分に発揮したが、決勝では年長ベテラン勢の猛追に遭い順位後退となっ た。


8位 上井稜/FLEA boardshop・ELEMENT・ES・INDEPENDENT・FIZZ・NEWERA・GREEN・DESTINE・DAKINE・MIND SCAPE TATTOO
ノーリーヒールやキックフリップBSグラブなど、難易度の高いトリックで予選を240ptという好成績でトップ通過し、これを決勝でも見事に決めてきたのだが、最後の一発が決まらずに残念ながら順位を大きく下げる結果となった。ストリート色の強いスタイルはルーティンが単発になりがちなので、個々の高得点が望める 反面、一発のミスが命取りになるようだ。


7位 阿部涼太/ムラサキスポーツ仙台長町・エメリカ・ネス
宮城県からのエントリー。中学3年生ながらも既にコンテストシーンでは優勝経験を持つベテランライダー。アマチュアながらもハンドレールやステアなどでメディアにも登場する機会が増え、確実にプロスケーターとしてのステップを積み重ねているようだ。
今回の試合でもやはり得意とするレールやダウンレッジでのトリックメイクが目立ち、高ポイントを重ねるも8位の上井稜と同様に最後の一発に泣いた。


6位 西川誠/アドバンスマーケティング・SABRE・AUTOBAHN・X-DOME SKATEPARK
スピード・パワー共に中学生の規格を大幅に越えて、プロの域に届かんとするその滑りは今大会でも健在。パークスタイルとしては理想的なルーティンでコースを上手く使いきったのだが、そのスピードを維持するが故に弱冠トリックがシンプルになり過ぎたのか、ジャッジの印象は今一つのようであった。最近はRのみなら ずフリップやカーブトリックのメイク率も上がってきており、スタイルの幅がより一層拡がってきているところに注目したい。


5位 古田将人/ムラサキスポーツ新潟万代・TWELVE
Rからのオーリー・グラインドトリックでかなり場内を沸かせていた。特にRでのFS5−0グラインドにはかなりの自信があるらしく、ハイスピードからの全流しでスナップアウトという男前なスタイルを披露、こういった一撃でギャラリーやジャッジを魅了できるワザを持てることはコンテストシーンに於いて強力な武器とな るようだ。


4位 品田和範/FAMILY・DA BOMB
ほぼ全てのセクションを安定した滑りでこなし、多くのライダーから支持を得ていたようだ。中でも写真のBSオーリーはかなり完成度が高く、ジャッジ陣からの歓声が上がっていたようだが、より順位を上げるにはもう一つパンチが欲しいところだった。地元群馬勢では最高順位。


3位 桑本 透伍/ムラサキスポーツ藤沢・NESTA
今年度関東AM戦では、1・2戦と連続優勝を果たし、今回も優勝すればAJSAにおいて小学生初の3連覇がかかっていたのだが、惜しくも全メイクならずに3位となる。
しかしながら滑りの内容は申し分なく、予選から徐々にレベルアップを計り、決勝2本目にはウォールからのドロップインやトランスファーのオーリー360°など、練習でも見せなかった大技を次々とメイクし、エンターテイメントとしてのスケートボードを存分に発揮していた。ちなみに最近TVで放映されているキャノンのCMに出演しているのは彼である。


2位 白江仁志/ムラサキスポーツ金沢・WHITE CHOCOLATE(USA)
日本人離れした長身と長い手足から繰り出されるトリックは、実力のある決勝進出者の中で一際目立ち、加えて特に弱点の見当たらないオールラウンドな滑りはかなりの存在感があった。しかしながらルーティンが一旦止まり、次のトリックに入る前の時間ロスが多く、技数においてやや少なめだったような印象を受けた。


優勝 石丸慧祐/MO3 STORE・EXPERTISE
卓越したバネと柔軟さ、テクニックで他者より数段高いレンジで大技を次々とメイクし、ハイレベルな構成でまとめあげた彼が今大会の優勝を手に入れた。特にバンクからのオーリーと360°キックフリップの完成度の高さには目を見張るものがあり、今後これらトリックががどのような場面でメディアに紹介されていくの かがとても興味深いところである。


上位8名表彰式、左から1位。


またジャッジ特別賞に、ノーリーヒールやキックフリップtoFSボードスライドなど、玄人好みの技で決勝へ進出した上井稜が受賞。


そしてベストトリック賞にはRからのキックフリップをノーハンドでメイクした佐川海斗が受賞した。


今回の安中戦を開催するにあたり、北関東スケートボード協会安中スケートボード協会を始めとする地元各ショップには多大な尽力を頂き、感謝の念を申し上げると共に、皆々様のこれからのスケートシーンでの発展を心から願う次第であります。ありがとうございました。



以上で2008年度、AJSA関東アマチュアサーキットは全て終了となり、3戦の合計ポイントが16位までの選手が、10月に北神戸で行われる全日本アマチュア選手権の出場権利を得ることになります。その集計結果はまた後日、このHPにてお伝えすることになります。

テキスト・写真/後藤大輔





神奈川県海老名市X-DOMEにてAJSA関東アマチュアサーキット第二戦が行われた。
ここは天候に左右されないインドア型で、これまでにも数多くのコンテストやデモが
行われたパークであり、コースもそれにふさわしいハイスピード&ハイエアー重視の
テクニカルな設計となっている。
エントリーは41名、関東地区以外にも中部や東北地区からのライダーも名を連ね、
それに加えて各県からの小学生のエントリーも多数あり、バラエティに富んだ選手
模様となった。



ジャッジ陣営は、冨田“カレー”誠、立本 和樹、米谷 映、小川 元、亀岡 祐一と
これまたバラエティに富んだ顔ぶれ、MCはジェッツ森が駆けつけてくれた。

このパークは先にも記したとおり、スピードに乗ったラインからのトリックをいかに
繋ぐかがルーティンの要であり、一旦失速するとポイントの加算が困難になってしまう
ため、予選突破を果たすにはいかにミスのない確実なトリックを選ぶかが勝敗の分かれ
目となる。
コンテスト入賞常連組の橋場 政、石丸 慧祐、チャーリーキンブル等の実力ある選手達も、
ライン前半でのワンミスで調子を崩し残念ながら予選敗退となった。
また小学生組の多くはミニランプで鍛えたリップトリックを単発でメイクするも、全体的
なセクションの使いこなしが及ばずといったところ。
そんな中、見事予選を突破した選手は皆、ギャンブル的なトリックには手を出さず、
確実に自分が得意なものをチョイスし、手堅いルーティンを作ってきていたように思える。
また上位であればあるほどより多くのセクションを使っていることも注目したいところだ。
現在、コンテストの予選突破を目指して練習に励んでいる選手の方々は、このあたりを
よく吟味して今後のコンテスト活動の参考にして頂きたい。

決勝になると予選より数段レベルの高いトリックをルーティンに織り込みむ選手が増え、
会場は一段と盛り上がるものの、その難易度ゆえにミスを連発する選手も目立ち、試合は
混戦となる。
だが、結果を見てみるとやはり上位陣は昨年以降からのベテラン勢が残るかたちとなった。


8位 上井 稜/BSテールスライド
カーブ・レール・フリップトリックに定評のある選手。
ストリートテイスト溢れるスタイリッシュさとバネがあり、一つ一つの完成度は
高かったのだが、トリックレンジが低かったのが惜しまれる。


7位 田村 歩夢/BSフィーブルグラインド
決勝組最年少ながら、ほぼ全てのセクションをバランスよく使いこなし流れのある
ルーティンで堂々の入賞。試合に勝ち抜くための基本的な要素をキッチリとこなしており、
経験を積んで巧さと応用力が付けばさらなる活躍が期待できそうだ。


6位 寺井 健人/キックフリップ
こちらも基本がしっかりとしていて安定感があり、オーリーの高さも申し分なし。
ストリート仕様のトリックメイク率がとても良く、レッジやレールでのポイントは
最も良かったのではないだろうか。リズム感のある技の繋ぎが個性的だった。
アールでのアピールがあればジャッジへの印象はさらに上がったはず。


5位 春日 美夢/ブラントtoノーズグラブワンフット(?)
10歳ながらすでにコンテスト入賞常連組。リップトリックで着実にポイントを重ね
好成績を収めてはいるが、おそらく本人はまだまだ不服だろう。
だが、現在活躍している少し年上の諸先輩の10歳時と比べると、遜色ない実力が
備わっているので、順位に惑わされず楽しみながらレベルアップに励んでもらいたい。
ちなみに男子です、念のため。


4位 中野 剛裕/BS K-グラインド
直接の彼を知らないのであくまでも推測だが、その強靭なバネとキレのある動きから
察するに、おそらくはストリートを得意とする選手だろう。決勝ではリスクを恐れずに
乗りにいくガッツで会場を大いに湧かせていた。上位との点差を見るに、もうあとワン
トリックがあればもしかしたら・・・というところだった、惜しい!


3位 阿部 涼太/FSサラダグラインド
東北地区のトップアマライダー。そしてパンツの細さは世界レベル。
もともとはアールからの飛び出し技が強かった印象の彼だが、去年あたりから
レールやカーブを果敢に攻めるタイプへとシフトチェンジ。
1分間という限られた時間枠の中でも次々と難易度の高いトリックを決め、メダルゲット!


2位 西川 誠/ベニハナ
練習中からスピード・パワー共に申し分ナシの迫力で会場を所狭しと駆けまわり、
ギャラリーを湧かせていた彼。プロをも唸らせる実力を持ちながら、自身へのこだわりで
より完成度の高いルーティンで挑むものの、最後の一発が決まらずに前回同様に苦渋の準優勝。
このこだわりがなければ無ければさらなる高得点が望めるのだが、このこだわりがあるところ
がまた彼の魅力だといえる。今後も更なる男磨きに精進してもらいたいところだ。


優勝 桑本 透伍/BSグラブエア
エントリー用紙PR欄で予告した「飛んで飛んで飛びまくる」どおり、高密度なエアーの
応酬で、なんと最後には540°まで決めるという驚きのブッ飛び11歳。
準優勝の西川 誠とは対照的に終始得意技で攻めきり、構成に弱冠の偏りはあるものの、
キッズならではの迷いない派手さと全メイクの評価が高く、僅差での優勝となった。
今後このメイク率にスタイリッシュさが加われば、よりハイレベルなコンテストでも
活躍していけそうだ。


上位入賞選手、一番右は今回の試合会場X-DOMEのオーナーでありプレゼンテーターを
努めて頂いた小泉氏

今回は多くのライダーをサポートする時計ブランド「NIXON」の西川氏から、飛び入りで
多数の協賛品を頂戴し、通常8位までの協賛品の受け渡しが、なんとファイナリスト全員に
いき渡ることとなった。

このため、急遽「審査員特別賞」も設けることとなり、内容の濃い滑りでジャッジに好印象
だった、岸 海と有馬昴希の二名が選ばれた。

岸 海


有馬昴希


特別賞表彰


桑本透伍、西川誠の両名は前回の鵠沼戦でも同列の1・2フィニッシュを果たしており、
プライベートでもチームメイト的な間柄、今後も両者の激突が楽しみである。
また桑本透伍の「小学生のシーズン3連覇」という偉業もかかっており、このあたりが
2008AJSA関東サーキット最終戦安中での大きな見どころとなりそうだ。

それではみなさん、次回は安中でお会いしましょう!(テキスト・写真/後藤 大輔)









2008関東アマチュアサーキット開幕!
会場はモンスターセクションが立ち並ぶ鵠沼スケートパーク。
風があるものの、好天に恵まれ37名の精鋭がエントリーした。
鵠沼のコースは、アマチュア大会を行うには、セクションが大きく、通いなれた地元勢と普段から大きなセクションを滑りなれていないと、なかなか攻めきる事が難しい、コースとなっている。
予選をトップ通過したのも、やはり地元の、西川誠と桑本透伍の二人が同点トップ。
続いてベテランの宮崎聖が3位につけ、4位にこれまた地元の寺井健人。
5位にオールドトリッカー、吉田将人。6位に岸海が小学1年生ながら予選突破の快挙を成し遂げる。
7位以下には、田村歩夢、春日美夢、橋場政、等等コンテスト常連選手が名を連ねた。



午後からの決勝戦、今回の優勝者は、予選トップ通過の桑本透伍!!小さな身体から、ビッグエアー等、迫力のあるトリックを繰り出し、予選同率トップ通過の西川を押さえ込み、AJSAでの初優勝を決めた。
という事で、準優勝は西川誠。中学2年生ながら立派な体格で大きなトリックを狙ったが、ミスが多く自滅してしまった。
3位につけたのが宮崎聖。大きなセクションでの、ビッグオーリーから、ストリート系トリックへとラインを繋げた。
4位が寺井健人。矢継ぎ早にトリックを繰り出しポイントを重ねた。
5位に、予選11位から、抜け出した石丸慧祐。
6位は、ブラントマスター、橋場政。
7位に井狩太海。彼も小学生ながらすばらしいライディングでした。
今大会も多くのドラマが有り、選手やその親御さんたちも、トリックが決まるたびに、一喜一憂しておりました。


宮崎聖


西川誠


桑本透伍

最後に最年少ファイナリストとして、岸海君に、なぎさパーク特別賞が贈られました。おめでとう。
次回の関東アマは、海老名Xドームで6月15日に開催。このパークのセクションも手強いので、練習に行った方が良いよ。インドアパークなので雨の心配は有りません。