2009東北アマチュア地区サーキット結果






皆さん こんにちは。AJSA東北の佐藤です。


9月13日の日曜日、山形県にある寒河江スケートパークに於いて東北アマチュアサーキット第3戦が
行われました。その模様をお伝え致します。
ご存知の方も多いとは思いますが、こちらのパークは超ド級のモンスターパーク!広大な敷地に大小
様々なボウル、プール、レール、ステア、ヒップ、ウォール、レッジ、カーブ、バンクtoバンク…
無いセクションは無いんじゃない?って位、一日では滑り尽くせない程の全国屈指のパークです。

また、良いのはパークだけじゃなく、ロケーションも最高!山々に囲まれ、近くを流れる川のせせらぎ
に癒されながらノンビリマッタリと過ごせるロケーション!
まだおいでになってらっしゃらない皆様、是非行ってみてはいかがでしょうか?間違いなく「また行き
たいっ!」と必ず思う事でしょう!

さて、ノンビリマッタリ過ごせるロケーションとは裏腹にパーク内は熱い盛り上がり!
最終戦という事もあり、朝から多数のスケーター、ギャラリーにお集まり頂きました。

前日の雨の影響でコース内はウェット状態…選手、スタッフの必死の水かきのお陰で何とかスタート出来る
状態になりました。しかし、空にはどんよりとした雲が次から次へと流れて行きます…

開催が危ぶまれましたがスタッフミーティングにて“行ける!”と判断し、エントリースタート。
今回は総勢48名のエントリー。下は8歳から上はアラフォーまで。世代関係なく楽しめるスケートって、
やっぱり良い!と感じながら我々スタッフも軽い緊張感。

しかしながら、一番緊張してるのは選手の皆さんでしょう!予選は60秒のワントライ、決勝に進めるのは
16名だけですもんねー。各選手、思い思いのルーティンで練習走行に挑んでおりました。

そして、いよいよ予選スタート。
大会初出場のキッズや常連顔の選手、東北以外から参戦の強豪選手など様々。
やはり地元開催という事もあり、山形スケーターがかなり多かったですねー。
そんな中、堂々の予選を一位で通過したのはトリックスターからエントリーの根岸隼都!東北サーキット
第一戦&第二の覇者が またも見せてくれました。

ハイスピードで駆け抜ける滑りは以前よりも増しており、完璧なライン取りで駆け抜けておりました。
得意のバックサイドエアーは健在。また バックサイドアーリーウープエアーも披露、圧巻だったのは一番大きい
ボウルでの完璧なまでのミラーフリップ!11歳とは思えない玄人の滑り。229ポイントを叩き出して一位通過。

二位で通過したのはデスミックスストアからエントリーの米山しゅう!彼も大会常連顔で積極的に東北参戦
しており 寒河江パークも何のその!ストリートからアールまでオールラウンドでこなせる選手。時間、ラインを
上手く使い211ポイントで二位通過。一番印象的だったのがラストワントリックでみせたバックサイドヒール・
インディグラブ!一発目は乗りゴケであったが再トライ。選手&ギャラリーが熱い視線と声援を送る中、見事に
メイク!会場も大盛り上がり!MCも声がひっくり返る完璧なトリックでした!ってか、マジ鳥肌もんでした!

予選三位で通過したのがアクションパーク米沢からエントリーの鈴木利彦。大人の貫禄を見せ付けてましたねー。
前大会の米沢戦で大いに存在をアピールした彼が寒河江でも暴れまくっておりました。アールではスピードを殺す
事なく安定した滑り、ストリートコースでも難易度の高いトリックを次々と決めていき172ポイントで三位に食い
込みました。

四位はパワーハウスからエントリーの岩手の雄、伊藤隆太。五位は山梨から参戦してくれた小幡ショーン、六位に
森 陽貴、七位に末谷惣一、八位に塩島裕也。以下、村井カイト、田村健、加藤宏大、藤島充彦、治田知也、太田直人、
松田瑞稀、高橋ひろのぶ 以上16名が決勝進出となりました。

やはり、デかいパークだけにライン取りとミスの少ない選手が勝ち残ったように感じました。

途中、雨による中断もありましたが、何とか予選を全て終了出来ました。途中、水かきの為に協力して頂いた選手、
ギャラリーの方々 本当にありがとうございました。さっ、午後からも決勝で派手なパフォーマンスを期待してます!


そして、いよいよ決勝。流れ行く 黒い雲とにらめっこしながらの決勝スタート。
が、またも雨にやられて中断…。

しばし、ウェイテングを取りながら続行を期待しましたが 止む気配もなく スタッフミーティング。

最終戦、更には必死になって水かきをしてくれている選手を見て『何とか 滑らしてあげたい』という気持ち
でしたが、選手の安全を最優先し、残念ながら続行不可能という決断。
よって、予選順位でリザルトが決定という形になりました。

見事、最終戦を優勝で飾ったのはトリックスターからエントリーの根岸隼人!
東北サーキット全戦優勝という快挙を成し遂げました!
やったね!隼人!おめでとう!これからも期待してますよ!

惜しくも二位に終わったのが米山しゅう!あともう一歩の所ではありましたが、バックサイドヒールインディグラブ
は圧巻でした。
間違いなく ここ数年の東北サーキットではベストトリックでしょう!また新たなトリックで驚かして下さいね!

三位には鈴木利彦。キッズには負けられない!という気迫十分な滑りで楽しませてくれました。
来年も更にいぶし銀のスケート期待してます。
以下、予選リザルト結果にて順位が決定し東北アマチュアサーキット第三戦が終了致しました。

毎年 思う事ですが、年々レベルが上がってきているなぁーってのが正直な感想です。
また キッズスケーターも増えてきており 今後の日本のスケートシーンも楽しみであります。

来年も東北サーキットはアゲアゲで展開してまいります!またの参戦をお待ちしておりますよ!
参加してくれた選手、ギャラリーの皆さん 本当にこの一年、ありがとうございました。また、大会会場を提供して
頂きました福島市、アクションパーク米沢、寒河江市の関係各所の皆様、誠にありがとうございました。

最後に大会を支えてくれたスタッフ、ジャッジ工藤さん、市野さん、金子さん、おぎやん、直樹、受付&集計の
村井さん、カメラマン西村さん、音で盛り上げてくれたDJたかよし君、タイムキーパーの涼太。本当にお疲れ様
でした。この場をお借りして感謝致します。
来年もまだまだ熱い東北サーキットは続いて行きます!
keep on skate!




















3位 鈴木利彦(バックサイドスライド)


2位 米山漱(フリップインディー)


1位 岸根隼都(バックサイドグラブ)

























皆さん こんにちは!


AJSA東北の佐藤です。


先日、7月12日(日曜日)に2009 東北アマチュアサーキット第2戦が行われました。


その模様をお伝え致します!


今回の舞台は山形県米沢市にある“アクションパーク米沢”で開催されました。

こちらのパークは毎年、開催しており 既にご存じのスケーターも多いのでは?!


アクションパーク米沢は室内パークである為、梅雨真っ只中の東北地方では有難い存在。またそれ以上に地元ローカルの協力が熱いのも毎年、開催の理由でもあります!


時期的に雨を避ける為に室内パークをチョイスするのですが、毎年 暑過ぎる晴天(笑) しかし、今年は曇り空。気温も米沢には珍しく比較的 低めで推移。しかし、大会はかなり熱かったです!


今回もセクションを変えて、各地から参戦するスケーター達を待ち構えておりました。


プールコーピング付きのフルボールあり、ミニランあり、クォーター×3基をはじめ、バンクtoバンク、レール、ダウンレッジ、ヒップや変型バンク、かなりタイトなクォーター(ってか、ほとんどウォールだね)、スパインまで!

毎回、違ったセクションを準備してくれるローカルの方々には、ほんと頭が下がります。

そんな変型自在のパークを相手に40名の選手が集まってくれました。


地元開催と言う事もあり山形の選手が多かったですねー。、他は仙台、岩手、福島、遠くは群馬や山梨などからも駆け付けてくれました。


また 大会会場の外には地元の方々が ブースを出店し お祭りムードで 選手、ギャラリーの小腹を満たしてくれました。


果たしてどんな大会になるのか?と、期待に胸を踊らせ 予選がスタート。


各選手、思い思いのルーティンでトリックを連発。


特に今回は縦のラインが非常に組み易い配置という事もあり、果敢に攻めてました。

そんな中、予選を堂々の1位で通過したのが、トリックスターからエントリーの根岸隼都!前回の福島大会の覇者が今回も安定した滑りで、なんなく予選をパス。


飛ぶ、擦る、回すの見事な三拍子!見る度に成長が感じられますね。


2位で通過したのがアクションパーク米沢からエントリーの鈴木利彦!


とにかく アクションパークのローカルは熱い!特に、特攻隊長の寒河江君が怪我で出場出来ないぶん、頑張る!とエントリー用紙に書いてあった通りの滑りを見せてくれました。


3位通過がパワーハウスからエントリーの伊藤隆太!

強烈なバネとスピードを武器に完成度高い滑りで 予選をパス。


4位通過がFLAKEからエントリーの杉原貫太、5位通過がデスミックスから米山しゅう、6位通過がFLAKEから小幡ショーンとNEW GENERATIONが4位〜6位までを占めました。


以下、大会常連顔から久々の大会復活組まで上位16名が 午後からの決勝へ駒を進めた。


そして いよいよ決勝!


決勝は選手、ギャラリー、MCもヒートアップ。


注目は根岸、米山の大人顔負けの滑りを見せる大会常連顔と東北サーキット初参戦にも関わらず全員が決勝進出を決めた杉原、小幡、塩島のFLAKEチームの次世代スケーター達。


地元の意地を見せつけたい鈴木利彦、鈴木景太、上野好孝のアクションパーク米沢ローカル。


安定した滑りの太田、高橋のアーリーウープ組。


また 伊藤、佐藤の岩手勢、毎回 決勝まで勝ち進むオーリーマスターの末谷、福島勢ではPOSTから渡辺、久々のAJSA参戦のオザワ商店からエントリーの佐藤、鈴木。


16名の兵が熱い戦いを繰り広げ、そして結果は…。


見事優勝を手にしたのは トリックスターからエントリーの根岸隼都!前回の福島大会に続き2連覇達成!ほとんどノーミスに近い滑りを見せてくれました。

スパインからバンクへの360トランスファーやハイクォーターでのB/Sテール、バンクtoバンクではキックフリップ、レールやレッジではグラインドトリック、スライドトリックと安定した滑りで堂々の優勝!決まらなかったがラストトリックではクォーターで540を見せてくれました。

おめでとう 隼都!3連覇目指して下さい!


惜しくも1ポイント差で準優勝にがデスミックスからエントリーの米山しゅう!

さすがRマスターと言わんばかりのクォータートリックを連発!高さのあるF/Sオーリー、リーンtoテールやスパインからバンクtoバンクへのトゥイーク・トランスファー!完璧な滑りを見せてくれたが あと一歩で優勝に届かず…しかし、選手&ギャラリーを魅了する滑りでしたよ!ありがと!


そして3位に入賞したのが地元アクションパーク米沢からエントリーの鈴木利彦!地元の声援を背に受け ナイスラン!スピードを武器に各セクションを攻める攻める!ダウンレッジではガッチリとハメ込んだ50-50グラインドなど安定性もさることながらスタイリッシュに技をメイク!タイムアップ後ではあったが バンクから飛び出し、上部のレッジへF/Sストール そのままバンクのコーピングへディザスターからリバート!

何発かトライ後、見事に決め この日 最高の盛り上がり!さすが ローカル 期待を裏切りませんね!


この3名がメダルをゲット!おめでとう!


惜しくもメダルを逃したが4位にFLAKEからエントリーの杉原貫太!初めて彼の滑りを目にしましたが、今後が楽しみです。寒河江で待ってます!


5位にジョックスから末谷惣一。ハイオーリーを武器に見事入賞!ほんと安定してますね!

以下、入賞された選手の皆さん、おめでとうございました!


毎年の事ながら なんだか米沢大会は異様な盛り上がりを見せますねー(笑)


MCさせて頂いてる私も非常に楽しませてもらいました!


また ギャラリーの皆さんの熱い声援も選手の後押しとなり 感謝致します。


やはり大会は我々の力だけでなはく、皆さんの熱い協力の元、素晴らしいものになるんだと改めて気付かされました。


本当にありがとうございました!


次回はいよいよ最終戦!モンスターパークの寒河江で開催となります。


是非、皆さんの参加をお待ちしております。


では また9月にお会いいたしましょう!


KEEP ON SKATE!


































3位の鈴木利彦(F/S50-50)


2位の米山嗽(B/S50-50)


優勝の根岸隼都 (B/Sエアー トランスファー)


左から優勝の根岸隼都、2位の米山嗽、3位の鈴木利彦。

















皆さん こんにちわ。AJSA東北の佐藤です。

先日、2009 東北アマチュアサーキット開幕戦が5月10日(日曜日)に晴天の中、行われました。

開幕戦となる舞台は福島市十六沼公園スケートパーク。こちらのパークは市内から近いにも関わらず、自然に囲まれた最高のロケーション!最高なのはロケーションばかりではなく、パークはフルコンクリート!大きく分けるとストリートコースとボウルコースがあり、ライン次第では両コースを行き来できる作りとなっております。
また、カーブ、レール、ヒップ、クォーター、ボウルなどセクションも充実しており一日では滑り倒せるか?という程のパークです。
そして 目をひいたのがボウルに取り付けられているプールコーピング!ここまで完璧なプールコーピングは東北ではなかなかお目にかかれるものではなく 皆さんガリガリッ!ゴリゴリッ!と流していましたね。

是非、遊びに行ってみて下さい。楽しめる事 間違いなし!です。






さて、大会の方はエントリー数が42名。北は岩手から南は三重まで 大人からジュニアまでたくさんの方にエントリーして頂きました。ありがとうございます!

そしていよいよ予選スタート。大会初出場の選手、既にこのパークを滑り込んでいる選手など様々でしたが、やはりラインをしっかり作っている選手が多かったですね。パーク全体を上手に使いストリートコースとボウルコースを縦横無尽に駆け回っておりました。

その中でもやはり大会常連顔の選手の滑りは安定しておりました。

予選を堂々1位で通過したのはトリックスターからエントリーの根岸隼都。ここ数年、東北サーキットにも参戦しており スピード感、安定感は昨年よりパワーアップしている感じ。

2位通過がアーリーウープからエントリーの中島悠。ストリートで培ったバネとバランス感覚を生かした滑りを見せてくれました。

3位で通過したのがデスミックスからエントリーの森陽貴。玄人好みの渋いライン取り、大きいトリックを連発し見事 予選をパス。
1位から3位までが4P差という大混戦!

4位通過にアクションパーク米沢からエントリーの鈴木利彦、5位通過がジョックスからエントリーの末谷惣一、6位通過はB7からの刺客、西田純也。地元福島勢も健闘し上位16名が決勝進出を決めました。

果たして決勝ではどんな滑りを見せてくれるか とても楽しい予選でした。




そして いよいよ決勝。
さすがに決勝にもなると滑りも熱くなってきます。

更にギャラリーも増えて大盛り上がり!

決勝は2トライという事もあり 1本目はみんな大人しい感じでしたねー。(ん?もしかして 大人しいのではなく 緊張してたのかな?)

決勝1本目ではジョックスからエントリーの末谷惣一が良い滑りを見せつけてくれました。高さのあるオーリーを武器にバンクでのフリップtoフェイキーや360キック等をメイク!
また アクションパーク米沢からエントリーの鈴木利彦は深さのあるボウルをハイスピードで滑り、森陽貴はストリートコース、ボウルコースを上手く使っておりました。

1本目では存分に力を出せなかった選手も 次のランが勝負です。

2本目ともなると さすがに見せてくれます!

“とにかく これだけは決めてやるぜ!”的なオーラがビンビンに出ており 更にヒートアップ!
誰が勝つか分からない混戦模様…。


そして結果は…。


見事、 優勝を決めたのがトリックスターからエントリーの根岸隼都!1本目はふるわなかったものの、2本目は決めてきました!

ボウルでは高さ、安定感のあるF/Sエアー、ハイスピードでスパインに突っ込みオーリーバックサイドグラブトランスファー、そのままストリートコースに流れるという滑りで殆どノーミスのランで終了。

惜しかったのがラストトリックのスパインでのB/Sディザスターからのリバート。いい所までいったのですが 残念ながら決まらず…。でも、十分に力を発揮できたのではないでしょうか。おめでとう!


そして2位がジョックスからエントリーの末谷惣一。大会常連顔ですねー。どんなコースにも対応できるあたりが さすがです。2本目は疲れもあったのか ふるわなかったが、1本目のフリップや高さのあるオーリーがポイントでしたね。(あれ?今回はレールやレッジは攻めたっけ?)
次回、期待してますよ!


3位に食い込んだのはアーリーウープからエントリーの中島悠。アーリーウープの兄貴分らしい滑りを見せてくれました。飛び抜けバンクで360キックやレッジでグラインド途中抜け、プールコーピングではB/S50-50で流しまくり!
ストリートもアールもこなせてましたね。

4位には今回、一番遠くからエントリーしてくれた西田純也。頭から足まで全身まっ黄色!まさに危険信号点滅中!圧巻だったのが壁に盛られたコブから飛び出し壁の上部へF/Sノーズピック!惜しくもメイクならず。タイムアップ後にはかなり高い位置からクォーターへのオーリーダウン。MCの「決めないと三重に帰さないよー」の煽りもあり 果敢に攻め、大いに盛り上げてくれました!







以下、5位にアクションパークの鈴木利彦、6位にデスミックスの森陽貴、7位に地元シュレダーの高橋昇平、8位にポストの渡辺正貴が賞品をゲット。

本当に素晴らしい滑りをみせてくれてありがとう!

今大会では音響の不備でスタート時間が遅れてしまい 皆様にはご迷惑をお掛けした事、深くお詫びいたします。


天候にも恵まれ、非常に良い大会だったのではないでしょうか。

久々にマイクを握って感じたのは“ 本当に楽しんで滑ってるなぁー”って印象。私もヒートアップしてしまい ちょっとばかし 煽り過ぎたかな(笑)


また トリック間違いもメイクしてしまい ごめんなさい。次は頑張るよー!


次回はアクションパーク米沢です!雨の心配のない室内パークですので思う存分楽しみましょう!

では、また!


※今大会には福島ローカルの皆さんに多大なご協力を頂きました。この場をお借りし感謝いたします。ありがとうございました!













左から3位の中島、優勝の根岸、3位の末谷