2013関東アマチュア地区サーキット結果



長年、このようなリザルトを書いていると最近のジュニア層の上達に、今年はあらためてビックリ
させていただいています。2〜3年前のプロ大会でフィニッシュトリックとして使われていた技が
今では平気でアマチュア大会で見ることができるのです。

そして今年はもう一つ。それは中学1年生、13才スケーターの躍進です。
去年まで小学生だった彼達が、わずか1年でスタイルを兼ね備え、大人の滑りに変貌中という事。
その後に行われた全日本でも決勝進出の半分が13才。チャンピオンも13才でした。

さらに前日に行われたDC CUP U-12でも次の世代交代が始まっています。
小学5年生のバトル、とでも言いましょうか。これまた次世代の熾烈なライバル関係が生まれています。

ここ10年来、AJSAは子供ばっかだから出ても面白くない。って言われます。
でも暖かい目で見守ってやって下さい。5年後、10年後、彼達が大人になった時、それはそれで
今までの日本のシーンにはなかった程の波として、ヤングガンの台頭が始まるのです。

と大会リポートから離れてしまいましたが、論より証拠、VTRからどうぞ!












8位 白井空良(ムラサキMaps東京)

今年は怪我が多かったのが残念。でも後の全日本では準優勝と抜群のセンスは健在です!


第7位 田中陽(ハックルベリー)

今年からニーパットを外して参戦。すでに?完成されたスタイルから如何に成長するかが課題!


第6位 渡辺雄斗(5050)

城南島スケートパーク初心者スクールから数年。現在進行形で上達中です。


第5位 星野玄翔(ムラサキ上野本店)

今年からムラサキ上野本店のライダーとなり気合いムンムン、VTRに映っていたガッツポーズが素敵です!


第4位 傳田郁(プロショップカスタム)

花の中1軍団の最古参。彼も怪我に泣かされた1年だったが後の全日本では3位をゲット!


第3位 吉川楓(AXIS)

今年の急成長No.1だと思います。関東と東北サーキットを回って経験値がグッと高まった感じします。


第2位 清野玲良(ムラサキMaps東京)

ローカルの意地で2番目を確保。技術的には一番と言っても良いのではないでしょうか?


優勝 池田大亮(ムラサキMaps東京)

バーチカルでもマックツイスト乱発するスキルを活かして540素敵でしたね。こちらも中一軍団。
全日本でも4位となりましたが本人的には不満だったみたいです。彼も城南島スクール卒業生。











ここ数年で日本各地にスケートパークが、昔からは想像できないぐらい増えました
そこでローカルの皆さんや、父母会の皆様が大切に育てた種が芽を吹き、花を咲かせようとしています。
協会創設32年。こんな期待の持てる楽しい年は初めてではないでしょうか?
来年も非常に楽しみであります。


写真&文:AJSA事務局








未明まで降り続けた雨もやみ、開場時には水たまりも乾いていた。
灼熱の室内パークを想像していたが、曇りのおかげで程良いコンディションでいけたのが嬉しい。

今回の大会も57名というエントリーをいただいたが、全国屈指のレベルを誇る関東地区、
もはや「チビッコの多い大会」という表現ではなく「最も激戦の大会」となりつつある。

決勝進出16名のうち10名が全日本出場経験者。
もはや予選とはいえ本気のランをメイクしなくては決勝へのチャンスは無い。










8位、伊佐風椰、男子に混ざって参戦し、初めての8位入賞。堂々とした物です。


7位、西川礼、ホームなので逆に緊張したそうだ、彼らしい!


6位、山岸倫生、スマートで力強い滑りは将来性を感じさせる。まだ背が伸びるはず、期待度◎!


5位、池田大亮、ついにX-DOMEでマックツイストが決まってしまう時代が来ました!


4位、白井空良、予選では不調を感じたが決勝では見事。優勝まで行ける実力があるだけに期待!


3位、清野玲良、決勝常連も初のメダルゲットおめでとう! まだ上を目指せる逸材だぞ!


準優勝、傳田郁、またまた優勝を逃してしまったが、両足とも負傷した状態でたいへん良く頑張りました!


優勝、岸海、1ヶ月で5cmも背が伸びたそうです。身体のバランスをキープするのも大変だけど
朝のジョギングなどでメンテしているそうです。それにしてもX-DOMEでは、ここ数年、負けてない!
今年こそ全日本タイトルが見えてきた予感がします。








特別賞にAJSA公認プロのホリゴメスでもメイクできなかったマックツイストしちゃった池田大亮。



同じく特別賞に今回も会場を多いに湧かせてくれた杉原治郎選手!



※雨天のため5/19に延期になりました。




当初予定の4/21が雨で延期された今年の関東アマ開幕戦。
月曜日に発表になった週間天気予報には早くも傘マークが表示され
またも開催が危ぶまれたが、前線の遅れにともない前日になって「曇り」に変更。
事前エントリー67名のうち60名が横須賀うみかぜ公園に集結した。
まずは開幕、そして今年初参加の選手も多いので西川チーフジャッジによる
簡単なルールと審査基準の確認を行う。



続いて横須賀のボス、亀岡ジャッジによるコース紹介と攻略法のアドバイス。
「うみかぜ公園を征するものは風を味方につけよ!」
今日は南南西(上の写真の奥)の風が強い予報。という事で予選が開始された。





パークには地元のボランティアや小学生等によるペインティングで賑やかに。
子供達のイラストも色々な個性が集まると華やかで良いですね!





タイムキーパーに西川プロ(左)。MCはご存知JETS森さん。
ジャッジは左から亀岡、早川、冨田、西川、寺井プロの5人。



定刻の11時に60名を4グループに分けて予選開始。




多くのメーカーから多くの協賛品が今回も届いています。


そして決勝。

8位 清野玲良(ムラサキMaps東京)
去年に比べて大人の滑りになってきましたね。決勝常連から表彰常連へ変身中!


7位 田中陽(ハックルベリー)
彼は若々しいトリックを増やしましょう(笑)。でも個性がある事は素晴らしい事です!


6位 西川礼(ムラサキX-DOME)
抜群のオーリー能力でオンリーワンのトリックをメイク!


5位 山岸倫生(ムラサキX-DOME)
スタイリッシュな滑りは憧れさえ感じてしまいます。


4位 根岸空(トリックスター)
前橋の虎の穴から新たな天才出現? 名前を憶えておいて下さい!


3位 吉川楓(ムラサキ宇都宮)
こちらも負けていません、栃木のエースは堂々の銅メダル獲得だ!


という事で恒例の時間がやって参りました!
まだ呼ばれていないのは、この2人!

池田大亮(5050)
バートもストリートも両立するスーパー中学1年生。5年後には日本の宝、華の2000年生まれ!


飯田泰彦(ムラサキ本厚木)
去年は「やっちゃた予選落ち」を何度か経験したが、今年は身長も伸びて大きな滑りに変身中だ!




という事で会場の注目はこの2人に集中しています。
亀岡ジャッジによる優勝発表のセレモニー。





優勝は飯田泰彦、そして2位は池田大亮という結果になりました。
この2人だけが200点オーバーの滑りでした。







皆さんお疲れ様でした!
約20名ほどが初AJSA参戦みたいな感じでしたが楽しかったですか?
もちろん負けたり、失敗するのは悔しいです。
でも普段は知らないスケーターとセッションしたり、ライバルを観察したり、
自分のスキルを確実に上げるヒントが大会開場にはゴロゴロ転がってます。
想い出とともに、そんな楽しさも持ち帰ってくれたら嬉しいです。

次戦は6/30にX-DOME海老名で第2戦が行われます。屋根付きです!
ストリート系の横須賀に比べ、アール系の海老名。スピードと大きさがポイント!
また皆で集まって楽しみましょう!  お疲れ様でした!


仕事を終え帰宅中のJETS森さんと遭遇!