当初の予定より1週間の順延で迎えたDC CUP。偶然にも台風の影響で順延しなかったら大変でした。
そんな晴天に恵まれたマップス東京。久しぶりに関東アマチュアとの共同開催も手伝ってか、
土日の2日間、大いに盛り上がる事が出来ました。



プロサーキットの最終戦。自動的に今年のチャンピオン決定戦ともいえるのだが、
前大会の終了時点でトップにたっていた桑本透伍がまさかの予選落ち、自力での王者獲得に黄信号。
かわって2位の西川誠に大きなチャンスが舞い込む展開。



それでは8位から入賞者を発表します。

8位 佐々木玲司(ムラサキX-DOME)

元祖、天才チビッコ1期生も現在ではベテランの域、怪我が多いのが気がかりだが安定感が増してきた。


第7位 佐川涼(ムラサキ・クイーンズスクエア横浜)

昨年の優勝者にして年間ランキング3位。意識してしまったのか大きなトリックでのミスが目立った。


第6位 春日美夢(ソニック)

ホームだけに果敢に難易度の高いトリックに挑戦していたが、やはりメイクを得ることができず!


第5位 増田竜万(ムラサキ千葉)

最終戦にして今季初戦と出遅れたが調整はバッチリ、新しい自己表現を入れて存在をアピールし好感。


第4位 谷口昇太郎(ムラサキ泉南)

今季は関西から全戦参加の皆勤賞。最終戦で結果を残し初めての賞金ゲット、おめでとう!


第三位 寺内楓(トリックスター)

名門トリックスターのエースとして戦った2013シーズン。最終戦で嬉しいメダルゲット!


この時点で今年のAJSAチャンピオンは西川誠に決定。
さらに堀込雄斗が初のパーク優勝を掛けてウィナーズコールを待つ。そして、、、、





優勝は堀込雄斗! バーチカル出身のライダーがパークスタイルで初優勝を飾る!
2位には年間チャンピオンを初めて獲得した西川誠。2人ともおめでとう!


第2位 西川誠(ハスコエンタープライズ)

愛称の「馬車馬」のとおり全力でプッシュし、攻め続ける彼のスタイルは素晴らしい。
去年まで2位が多かったが、今年は多くの大会でトップを獲得していたのが印象的だ。
日本を代表するスケートファミリーから日本チャンピオンが生まれた事は、歴史的にも大きな意味を持つ。


優勝 堀込雄斗(インスタント)

バーチカルライダー特有の空中戦はもちろんだが、あきらかにストリート出身の選手とはスケールの
違うアプローチでアタックを繰り返す彼のスタイルは、日本のシーンに新たな伝説を生み出した。
ちなみに数日後に行われた全日本バーチカル選手権でも優勝し、AJSA始まって以来の両種目制覇という
偉業を成し遂げた事を追記しておく。
来年の日本のシーンの一翼に、堀込雄斗の名が多く出てきそうな予感が会場を包んだ。













土曜日には恒例の「スポンサー無し」の「小学生以下」という未来のチャンピオンを目指すキッズ達の大会
DC CUP U-12(アンダー12)が開催された。
今年で3回目を迎えるが、今年も29名というエントリーを得て、楽しく開催された。












上位に6年生が居ない。って事は来年は今年以上にレベルが高いって事ですよね?
恐ろしい時代に突入したのかも知れません(笑)。





写真&文:AJSA事務局