関西アマチュアサーキット第3戦は、田スポこと北神戸田園スポーツ公園で開催されました。





北神戸田園スポーツ公園




エントリー受付






受付担当は河村プロとパンク姉さん




DJは坂田亜璃釈




左から木村、杉本、河村、四方、野上ジャッジ




ライダーズミーティング




MCとタイムキーパーは、いつものヒデさんとパンク姉さん




出走順を確認する選手達




左から浅井、杉本、木村プロ。今回はこの3名のプロにデモンストレーションをしていただきました!




準備が整ったところで、コンテストスタートです!














今回のエントリーは48名。雨で開催が1週間延びた事もあってか、50名を切ってしまいました。予選を1位で通過したのは、前回の京都で予選落ちしているTRIALの山附明夢。いつものごとく、難度の高いトリック連発のノーミスの滑りで、2位以下に10ポイント以上の差をつけた。2位通過は1年間のアメリカ留学を終えて、この夏に帰国したばかりの杉山想真(ハヤシトレーディング)が226ポイントで。そしてスタイルとトリックのキレが素晴らしい、ムラサキ久御山の今村怜也が220ポイントで3位通過。4位通過は第1戦で2位に入賞し、表彰台をゲットしたにもかかわらず、第2戦で予選落ちと、悔しい思いの三谷小虎(ハスコ・エンタープライズ)が218ポイントで。5位はムラサキ大和郡山、柿谷ブラザーズ兄、柿谷斗輝。6位にはミスター負けず嫌いナンバーワン、長井太雅(ムラサキ 堺北花田)が207ポイントで続いた。






いつもの様にファイナリストを16位から!



16位 谷本 零和(IS OLLIES)156ポイント





予選ではまずまずの滑りで10位通過のレオだったが、決勝ではイマイチ振るわず、最下位まで落としてしまった。今回の決勝進出をバネに、今後も頑張ってほしい!



15位 兼本 鈴菜(ムラサキ 岡山)187ポイント





昨年の怪我から完全復活のスズナ! 181ポイントで予選を13位で通過。決勝では少し順位を下げたが、多くのセクションを上手に使ったライディングが良かったと思う。レディースクラスでも2位に入賞した。




14位 柿谷 斗輝(ムラサキ 大和郡山)190ポイント





第2戦の京都では見事な滑りで4位に入り、今回も5位で予選を通過したトキだったが、決勝の1本目で足がつってしまった。2本目も検討したが、得点を上げる事が出来なかった。




13位 阿曽 竣也(SPOTAKA)192ポイント





以前と比べるとスタイル、スキル共にかなりアップな滑りになって来たドーカスボーイのシュンヤ! クウォーターバンクで魅せたフロント、バック両サイドのスミスはクリーンで超スムーズ! ベストトリック塩谷賞をゲット!




12位 薮下 桃平(SPOTAKA)205ポイント





大阪にこんなスケーターがいたのか!? って感じだ。9歳、たぶん大会初出場だと思う。レールもアールもバンクも全部上手かった! 近い将来間違い無く上位に来る選手だ。要チェツク!




11位 西矢 椛(ムラサキ R.F. なんばCITY)206ポイント





モミジも今回は非常に良かった。クウォーターバンクでのフロントオーリーは男子顔負けの高さでスタイリッシュ! レール、BOX、バンクtoバンクと、ほとんどのセクションで綺麗にトリックを決めていた。レディースクラスでも優勝、ベストトリック塩谷賞もゲットで絶好調!




10位 石橋 日向(PSJ スケートボードアカデミー)216ポイント





ヒナタは今大会が初の決勝進出! 順位も予選の14位タイから4つも上げた。スムーズで無駄のない丁寧なライディングでジャッジの目を引いたようだ。今後も注目の選手!




9位 甲斐 穂澄(FIVE CROSS)218ポイント





どちらかと言えば、アールのイメージが強いホズミ。もちろんミニランプはめちゃくちゃうまい選手。ストリート系のトリックも苦手な訳では無いようだ。今回の彼の滑りで感じた事は、彼もまた近い将来トップを脅かす存在になるという事だ。




8位 宮城 栄吾(ムラサキ 神戸北)223ポイント





ここ田スポのローカルライダーでもあるエイゴ。流石にコースやセクションの使い方は他の選手と一味違う感じだ。以前と比べると滑り方がスタイリッシュになった分、少し派手さに欠ける感じがした。以前のようにバンバン回して、ガンガン足も抜いてゴリゴリに滑って欲しい! 今大会ではヴェニスジャッジの心を捉えて、ベストトリック野上賞をケットした!




7位 柿谷 季輝(ムラサキ 大和郡山)224ポイント





柿谷ブラザーズ弟、キキが調子良い! バンクtoバンクで魅せたブッ刺しのメランコリーは激シブ! BOXやレールでのトリックもスタイルが入ってカッコ良くなって来た。スケート業界で兄弟ライダーの場合、大体弟の方が上手いのが多いが、柿谷ブラザーズにもついにその時がやって来たのか!?




6位 長井 太雅(ムラサキ 堺北花田)229ポイント





今年のタイガは1戦目4位、2戦目6位、そして今回の第3戦も6位と、メダルまであと一歩のところでとどまった。負けるととても悔しそうにする表情が印象的だが、滑り方はどんどん大人っぽくなって来た様に思う。体が小さい分、どうしても迫力に欠けてしまいがちだが、年を重ねればまた状況も変わって来るだろう。これからもどんどん自己のスキルをアップして、メダルをゲットして欲しい!




5位 杉山 想真(ハヤシトレーディング)230ポイント





やはりアメリカ帰りは一味違う! 流石と言った感じだ。まず滑りに余裕がある。落ち着いて、ひとつひとつのトリックを丁寧に決めていた。もちろんアメリカ帰りのオーラも出ていた。予選ではノーミスの素晴らしい滑りで2位通過だったが、決勝では少し下げて5位。ソウマの今後も楽しみだ!




4位 今村 怜也(ムラサキ 久御山)237ポイント





トキヤはスタイリッシュだし、早いし、ブッ飛ぶし、回せるし、ミスがなければ文句なしの選手だと思う。個人的に好きな選手でもある。今回の成績で全日本行きはまず間違い無いと思うが、真剣な話ライディングにミスが無ければ、今年のプロ昇格も夢では無い選手だと思う!




3位 上村 颯(IS OLLIES)240ポイント







ハヤテも良かった! 今年はこの第3戦のみのエントリーなので、全日本行きは結果次第だが、彼にもチャンスは大いにある。お茶目な部分もあるが、人を引き付ける力がある選手なので、少し真面目に取り組めば夢が叶うかも!? 今大会ではレールで魅せたハードウェイからの27in ボードスライドがヤバかった!




2位 三谷 小虎(ハスコ・エンタープライズ)243ポイント







第2戦の京都で予選落ちはしたものの、第1戦、第2戦共に2位に入賞し、全日本行きは確実! 持ち前のスピードと、トリックの多さを生かして是非とも全日本でも上位に食い込んで欲しい!





1位 山附 明夢(TRIAL)255ポイント







難度の高いトリックを涼しい顔でバンバンキメてくる! 見ている分には派手さは無いが、玄人好みの難しいトリックを次から次へといとも簡単にメイクしてしまう恐ろしい選手だ。昨年の全日本では、公開練習中の怪我でエンントリーを断念したが、今年こそは昨年の屈辱を晴らすべく、アイムの滑りを魅せて欲しい!



左から木村プロ、2位 三谷選手、優勝 山附選手、3位 上村選手、浅井プロ




1位から8位までの入賞者 みんなおめでとう!




レディースクラス入賞者 左から浅井プロ、2位 兼本選手、優勝 西矢選手、3位 石原選手、杉本プロ




ベストトリック今井賞は、今大会最年長の大村選手に!




ベストトリック野上賞は、オリジナリティーな滑りの宮城選手!




ベストトリック塩谷賞は、スタイリーなバックスミスの阿曽選手、ダブルキックフリップバックサイド180を決めた西矢選手、負傷しながらも大健闘の柿谷選手の3名に!














関西アマチュアサーキットは今年も全戦無事に終了しました。選手、そして大会に携わった全ての関係者の皆様、ありがとうございました! 10月の全日本選手権、そして来年、再来年とまだまだ続いて行きますので、これからも宜しくお願い致します。


(写真 / 文 塩谷眞吾)









2018 AJSA 関西アマチュアサーキット第2戦は毎年恒例、灼熱の京都火打形公園スケートボードパークでの開催でした!



火打形公園スケートボードパーク








エントリー受付風景










受付担当はパンク姉さんと奥野プロ




音響は坂田亜璃釈




左から奥野、森岡、河村、野上、笹岡ジャッジ




ライダーズミーティング




MCとタイムキーパーは、いつものヒデさんとパンク姉さん




左から河合、木村、永井、笹岡プロ

今回はこの4名のプロに前走を務めていただきました!




今回のエントリーは58名。予選はAからFまでの6グループに分けて行われ、いつもの様に60秒1トライ。予選を1位で通過したのはFIVE CROSSからエントリーの永井海夢。ノーミスの素晴らしいランで237ポイントを獲得。2位通過は柿谷ブラザーズの兄、柿谷斗輝が222ポイントで。3位通過もFIVE CROSSからエントリーの藤田大雅。4位にはムラサキ倉敷からミスターブラント、頼慧泰。5位には京都ローカルの川﨑哉が212ポイントで。6位にもFIVE CROSSからエントリーの今野力之涼と続いた!







それではいつもの様にファイナリストを16位から!

16位 武田 慈英(ムラサキ 広島)129ポイント





広島からエントリーのジエイ。予選は同率9位で抜けたものの、決勝では少し振るわなかった様だ。少し存在感に欠ける感じの選手だが、58名のエントリーで決勝進出はたいしたもの! 12歳ということで、これから先はまだまだある。どんどん経験を積んで、上を目指してほしい!



15位 今宿 悠陽(ALUT)161ポイント





滋賀県からエントリーのユウヒも12歳。前回の第1戦でも決勝に勝ち進んでいる選手だ。予選では204ポイントと、好調な滑り出しだったが、決勝では少しミスが響いた様だ。第3戦での活躍を期待したい!



14位 今野 力之涼(FIVE CROSS)168ポイント





リキもここ最近では毎回決勝に勝ち残ってはいる選手ではあるが、なかなか表彰台に手が届かない。ミスを減らすのは勿論の事だが、ジャッジを唸らす大技や、難度の高いトリックがもう少し欲しいところ。今回は予選の6位から大きく後退してしまった。



13位 柿谷 季輝(ムラサキ 大和郡山)183ポイント





柿谷ブラザーズの弟キキ。予選では安定した滑りで9位通過だったが、決勝では13位にとどまった。今回はミスも少なく、テンポよくトリックを決めていた様に思う。次回の第3戦でも本領を発揮してほしい!



11位 川崎哉(ムラサキ 京都ヨドバシ)184ポイント(同率)





火打ローカルとあって、流石にコースを知り尽くした滑りだった。大声援を受けて挑んだ予選では212ポイント、5位と好調な滑り出しを見せたが、決勝で崩れた。スケートの技術は申し分のない選手。今後はもっとメンタル面を鍛え、自分に自信を持ってコンテストに臨んでほしい!



11位 内田 怜臣(BELLS)184ポイント(同率)





バーチライダーのレオは愛知県からのエントリー。ボールでのフロントリップ、スミスグランダーは流石にシブかった! AJSA初参加でファイナル進出は素晴らしい! ストリート系の技が増えれば更に上位を狙えるだろう!



10位 内田 琉已(BELLS)186ポイント





レオの弟のルイも11歳のバーチラーダーだ。笹岡拳道プロ仕込みのその滑りは、スタイルがあって超スムーズ! 今回は予選から3つ順位を上げて10位でフィニッシュ。将来が非常に楽しみな選手だ。



9位 小柳 巧(ムラサキ 大日)205ポイント





ここ最近メキメキと頭角を現しつつあるタクミだが、暑さにバテたのか、今大会では第1戦の様なキレが感じられなかった様に思う。それでもいつもの様にガンガン攻めまくるスタイルの滑りは魅力的だ! 第3戦では是非とも表彰台をメイクしてほしい!



8位 木下 夏希(ハスコ・エンタープライズ)208ポイント





ナツキはバックハンデッドスケートパークのローカルライダーだ。アールを得意とするだけあって、今大会ではいちばん目立った滑りをしていたのではないだろうか!? もちろんスピードも申し分ない。今大会ではボールでスタイリーなマドンナを決めて、ベストトリック塩谷賞を獲得! クォーターでキめたフロントサイドボンレスもヤバかった。



7位 中川 友揮(ムラサキ 梅田NU茶屋町)209ポイント





ドーカスボーイのトモキも今回は良かったのではないだろうか!? 予選8位、決勝7位。滑り方がかなり安定して来たし、ミスも少ない様に思う。大技も欲しいところだが、ペースを崩さず、この調子で第3戦も望んでほしい!



6位 長井 太雅(ムラサキ 堺北花田)211ポイント





今回のタイガは予選16位と最下位だったが、決勝では6位まで上げて来た。火打形という事で、得意のレールセクションは無かったが、持ち前の回し系のトリックで応戦した様だ。彼の第3戦での滑りに注目したい!



5位 藤田 大雅(FIVE CROSS)226ポイント





予選ではノーミスの素晴らしい滑りで3位通過したタイガ。決勝では若干ミスがたたって2つ順位を下げた。しかし今回のタイガは非常に良かったし、カッコ良かった。繰り出すトリックのどれもがスムーズで、クリーンで、スタイリッシュだった。最後にボールで魅せたバックサイトブラントからのバックサイドディザスターインは強烈だった!



4位 柿谷 斗輝(ムラサキ 大和郡山)241ポイント





トキも予選を申し分ない滑りで2位通過したものの、決勝では2つ下げた。コース全体を無駄なく使い、ルーティーンも良かった。体も以前より大きくなって滑り方に迫力が出て来た。ストリートもアールもバランスよくこなせる選手だ。今後の活躍が楽しみ。



3位 梅尾 周生(ハスコ・エンタープライズ)242ポイント







もう一人のドーカスボーイのシュウ。彼も今回は良かった。ボールでのバックテールにフロントスミス、スタイリッシュでカッコ良かった! アール系のトリックに加え、ストリート系のトリックにも磨きがかかって来た。表彰台と言わず、次回こそは優勝を勝ち取ってほしい!



2位 頼 慧泰(ムラサキ 倉敷)253ポイント







24歳の若さで今大会最年長と言うから、スケートボードのコンテストシーンも、ひと昔前とはガラッと変わってしまった様だ。ミスターブラント、ヨリケイタ。今大会では出す技全てが決まってしまった。ボールでのフロントブラント、バンクtoバンクでのベニハナ、e.t.s.〜 予選4位、決勝2位。素晴らしい成績だ! 次回の田園も頑張って欲しい!



1位 永井 海夢(FIVE CROSS)260ポイント







今回のシームは全てがヤバかった! 予選、決勝共に2以下に大きく差をつけてダントツの優勝。トリック、スピード、スタイル、ディフィカルティー、どれもが最高だった! が、個人的にはスキニーなピチパンよりも、ルーズなワークパンツで滑って欲しいと思ったりしている(笑)



左から木村プロ、2位 頼選手、優勝 永井選手、3位 梅尾選手、河合プロ




1位から8位までの入賞者 みんなおめでとう!




レディースクラス入賞者

左から2位 兼本選手、優勝 西矢選手、3位 古石選手、木村プロ




ベストトリック塩谷賞は、フロントブラントの頼選手と、マドンナの木下選手










と言う事で、関西アマチュアサーキット第2戦も無事に終了です。暑い中、皆さんお疲れ様でした! 第3戦は9月9日、北神戸田園スポーツ公園での開催です。

(写真 / 文 塩谷眞吾)













2018 AJSA 関西アマチュアサーキット開幕です




関西サーキット第1戦目は、大阪府泉南郡熊取町の「永楽ゆめの森公園スケートボード広場」での開催。快晴の空の下、55名のスケーター達によって熱い戦いが繰り広げられました。





エントリー受付風景












左から岸田、河村、野上、奥野、森岡ジャッジ




MCのヒデさん、タイムキーパーのパンク姉さん




音響はRed Bullから坂田亜璃釈






コンテスト前のライダーズミーティング




準備も整いコンテストスタート

















予選はAからEまでの5つのグループに分けて行われ、ハスコ・エンタープライズからエントリー、SHREDの三谷小虎が262ポイントで1位通過。2位にも同じくハスコからエントリー、DORCUSの梅尾周生が255ポイントで、3位にはムラサキ堺北花田の長井太雅、4位にムラサキ神戸三宮の小西凛玖、5位はTRIALの山附明夢、6位もムラサキ大日の小柳巧と続いた。


予選のリザルトを確認する選手達










ではいつもの様に16名のファイナリストをポートレート付きで!


16位 西村 貫太(WATERCOLOR)152ポイント





予選、決勝共に16位と、今大会では最下位と言う結果に終わってしまったカンタ。ミスを減らしコンテスト慣れして行けば、今後はもっと上位を狙えるだろう。



15位 廣藤 陸(ムラサキ 倉敷)153ポイント





長身からテンポよく繰り出すトリックはスムーズでスタイリッシュ! スピードもあってカッコよかった。回し系のトリックがもう少し加われば、もう少し上位を狙える選手だ。



14位 今宿 悠陽(ALUT)156ポイント





小柄な体型ながらもスピードがあって、アールから回し系までコンスタントにこなす選手。ルーティーンに無駄がなく、トリックの組み立て方も整っていた様に思う。今後の活躍に期待しよう!



13位 宮城 栄吾(ムラサキ 神戸北)164ポイント





昨年は第2戦の火打形で優勝、第3戦の田園でも3位と好調だったエイゴだが、今回は入賞を逃した。個人的には今年こそプロに上がって欲しい選手だ。残りの第2戦、第3戦共に是非とも頑張ってほしい!



12位 今野 力之涼(FIVE CROSS)177ポイント





予選から2つ順位を上げる事が出来たが、やはり今回はミスが目立ってしまった。昨年までと比べるとトリックのバリエーションも増え、完成度も増して来た。持ち前のスピードとスタイルで今後も上位を狙って欲しい!



11位 小鈴 祥大(B7 EAST SHOP)186ポイント





三重県のB7からエントリーのショウタ。スピードがあって、トリッキーな動きがカッコ良かった。大技も欲しいところだが、自分の得意なスタイルを磨き、個性を生かしたライディングで周りを翻弄して欲しい!



10位 藤田 大雅(FIVE CROSS)199ポイント





ミスが少なく、スムーズで安定した今大会でのライディングだったが、少しポイントが伸びなかった様だ。難度の高いトリックも必要だが、ここイチバンで魅せれる大技があれば、さらにポイントが伸びる事は間違いないだろう!



9位 今村 怜也(ムラサキ 久御山)203ポイント





良い時と悪い時のバラツキがあり、イマイチ安定性にかける感のある選手ではあるが、ひとつひとつのトリックがスタイリッシュでカッコいい! 今大会でジャッジ陣が一番注目した選手ではないだろうか!? 公式練習で魅せたトリックが本番でも確実にメイク出来る様になれば、表彰台は間違い無いだろう!



8位 中嶋 暖(PSJ スケートボードアカデミー)211ポイント





初の決勝進出で、順位も予選から2つ上げたPSJのハル! コース全体を使ったランで211ポイントをマークした。回し系のトリックも完璧にメイクし、ジャッジの評価を得た。今後もさらにレベルを上げ、必ず上位に食い込んで来る選手だろう!



7位 小西 凛玖(ムラサキ 神戸三宮)212ポイント





予選での素晴らしい滑りで表彰台は確実か!? との声も聞かれたが、リンクも今回はミスが目立ってしまった。しかし、スタイリッシュで個性溢れる独特のライディングはジャッジに限らず、多くのスケーターから高評価を得ている。今後の活躍に期待したい。



6位 小柳 巧(ムラサキ 大日)230ポイント





タクミはここ最近の関西スケーターの中では、一番の成長株ではないだろうか!? 今大会も含め、昨年の第2戦以降は常に決勝に勝ち残っている選手だ。愛嬌が良く、人懐っこいその性格とは裏腹に、ガンガン攻め立てるその滑りからは、常に上を目指すスキルの高さが伺える。表彰台に上がるのも時間の問題か!?



5位 亀水 大樹(ムラサキ 鶴見緑地)241ポイント





アール系の滑りは殆どイメージのないダイキだが、カーブボックス、回し系のトリックでは群を抜いている様に思う。特に素晴らしいのが完成度だ! アプローチからフィニッシュまでブレが無く、非常にクリーンでスムーズだ。他とは一味違った滑りで今後も周りを魅了して欲しい!



4位 長井 太雅(ムラサキ 堺北花田)245ポイント





本人は表彰台をゲットしたと思ったのだろう。表彰式では終始悔しそうにしていたのが印象に残っている。ライディング内容もノーミスで良かったと思う。しかし、上には上がいると言う事も自覚しなければならない。決してタイガが悪かった訳ではない。後の3人がそれ以上だったと言う事だ! この悔しさを次回の大会でプラスにしてほしい。



3位 梅尾 周生(ハスコ・エンタープライズ)252ポイント







予選を255ポイントで2位通過し決勝でも期待されたが、順位を1つ落として3位にとどまった。アール系のイメージか強い選手ではあるが、回しもボックスもレールもそつなくこなすライダーだ。昨年の火打形では2位に甘んじて天を仰いだシュウだが、7月の第2戦(火打形)では是非ともその屈辱を晴らして欲しい!



2位 三谷 小虎(ハスコ・エンタープライズ)256ポイント







世代交代と言うには少し早いかもしれないが、コトラは間違い無く将来の関西スケートシーンをリードして行くライダーだろう。予選をノーミスの素晴らしい滑りで1位通過、しかも今回が初の決勝進出! 決勝でもそのまま行くかと思われたが、残念ながら僅差で優勝には手が届かなかった。1位を付けたジャッジもいた様に、彼が優勝していてもおかしくなかったと思う。それだけ接戦だったと言う事だ。この先間違いなく注目度ナンバーワンの選手だ。




1位 山附 明夢(TRIAL)259ポイント







2位のコトラとは僅か3ポイントの差。今回はトリックの難度と完成度でアイムが上回っていたのだろう。5名のジャッジ中、3名がアイムに軍配を上げた。小さな体から繰り出すトリックは迫力こそ欠けるが、難度の高いトリックを完璧に決めて来るところは流石だ! 近年の関西サーキットでは優勝回数が一番多い選手でもある。彼もまたプロ昇格を果たす為、自身の滑りに磨きをかけて、第2戦、第3戦と挑んで来る事は間違いない!



河合プロを挟んで左がアイム、右がコトラ



アイム「わ〜い!」 コトラ「いいなぁ〜」




左から2位 三谷選手、優勝 山附選手、3位 梅尾選手




1位から8位までの入賞者 みんなおめでとう!



レディースクラス入賞者

左からプレゼンターを務めてくれた四十住さくらプロ、2位 前田選手、優勝 西矢選手、3位 石丸選手、森岡ジャッジ










と言う事で、関西アマチュアサーキット第1戦は無事に終了です。第2戦は7月1日、京都の火打形公園スケートボードパークでの開催です。

(写真 / 文 塩谷眞吾)