さて2018年も早いもので最終の第三戦 in 日田 大原公園スケートボード場 a.k.a Nocchi Landで開催です!

今回は就任8年、24回目の大会にして初の雨天延期での開催。
その影響が大きくあり参加人数がグッと減少、28人での開催となりました。

ここ大原公園スケートボード場、a.k.a Nocchi Landは日田市のプロショップTre°sbのオーナーで、今回も大会に参加している甲能 聡氏の尽力により設立され、その後もHita crewが中心となり毎月、日田市行政とのMTGを行い、運営を実現している素晴らしきパブリックパークなのです。




エントリーは40名近くあったもののキャンセルが多く、参加者28名






今回のスタッフをしてくる写真左が
鹿児島から山口 太樹氏、
宮崎より上水流氏(NFP)です!

もちろんクリスタルガイザーもがっちり協賛してくれてます。




そして今回のジャッジ、MC、スタッフ陣はこちら!



左から
MC:西田 耕治(TUFLEG,MSGR,FLC)
ジャッジ
池本 拓プロ(TUFLEG,NESTAなど)
武石 レオプロ(expedition,thunder,spitfire,Playersなど)
清水 潤(ムラサキ、DORCUS、thebearingsなど)
吉川 哲平プロ(ムラサキ、DVS、adapt)
田中 達也プロ(ムラサキ、elementなど)
Photographer:DICEK氏

以上のメンバーで運営です。





気候もちょうどよく、岡山、広島、九州各地からの参加
設立して数年たちますが、さすがに月1MTGしてメンテナンス、掃除などをしっかりしているだけあり、路面やセクションの状態も非常に良い状態がキープされてます。

さて開会式も終了し、2ヒートに分かれて予選スタート。

今回予選でのピックアップとしては、この日一番の声援を浴びていた甲能氏が見事8位通過。プレッシャーも相当あったことでしょう笑
そしてもう一人、宮崎から参加のガールズスケーター外山凛音ちゃんがガールズ初!?見事11位で予選通過!!これは本人も相当嬉しかったに違いない。





それでは決勝参りましょう。
まずは残念ながら入賞ならずの16位〜9位の発表です。

16位 外山 凛音
15位 坂本 真
14位 甲能 聡
13位 下楠園 椿己
12位 衛藤 太陽
11位 福間 イオリ
10位 銅木 ケイタ
 9位 山口 岳大


予選通過を果たした注目の二人は、残念ながら8位入賞ならず。
外山凛音選手は決勝では思うようにトリックが決めれず16位、甲能聡選手は明らかに体力不足で14位に撃沈!
しかし二人の決勝進出で多いに涌きました。

さぁそしてここからは上位入賞者です。

8位 永田 七音







7位 中村 政人 








6位 松下 大寛








5位 常盤 壱努








4位 洲脇 歩夢








3位 武田 慈英








2位 溝手 太陽








1位 瀧下 海人














そして最後に九州サーキットgirls初の決勝進出を果たした外山 凛音
決勝16位、girls1位、おめでとう!





これで2018年九州サーキットも終了!
上位16位の選手は全日本アマチュア選手権に進めるので、是非とも全国で暴れてきてほしい!今年こそは九州からファイナリストを!!






それでは選手、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!


Junn

All photo by DICEK











2018年 AJSA 九州サーキット 

第二戦はここ、リュニューアルされたNEW SWITCH PARKでの開催です。
室内なので天気は関係無いのですが、晴れ男パワーで今回も見事晴れ!
いつ記録が途切れるのか逆に謎のプレッシャーです。

さて、new parkの滑り心地はというと・・・
それはそれは抜群です!

路面も良く、セクションを手作りしているだけあり、他には無い面白さを楽しめます!
特に中央の長レール、レッジのセクションで、ついつい全流しにこだわりたくなってしまう仕様。

その他には、ちょっと癖があるが慣れるとおもしろいヒップ。
小さめの4段ステアにレッジ。
向かいにはイシコ山付きのバンク。
アールはほど良い大きさ、角度で、全体的にコンパクトにまとまったパークという印象です。

そんなNEW SWITCH PARKで





今回のエントリーは53名。



がっちりクリスタルガイザーも協賛してくれてます。




そして今回のジャッジ、MC、スタッフ陣はこちら!



左から5名がジャッジ
吉川 哲平プロ(ムラサキ、DVS、adapt)
清水 潤(ムラサキ、DORCUS、thebearingsなど)
武石 レオプロ(expedition,thunder,spitfire,Playwersなど)
田中 達也プロ(ムラサキ、elementなど)
謝花 アキノリプロ(TUFLEG、emericaなど)

続いて
スタッフ:眞島 正隆氏(Tre°sb)
MC:西田 耕治(TUFLEG,MSGR,FLC)
Photographer:DICEK氏

以上のメンバーで運営です。

さて開会式も終了し、人数多めのため、3つのヒートに分かれて予選スタート。

ニューパークで風通しもややよくなり、適度な気温も相まって、
ライダーとしては割とコンディションは良く滑れたのではないでしょうか。

今回は沖縄、岡山、広島からの参加人数が多く、地元勢がやや圧される形のような図式に。

とはいえある程度順当に上位層と思われるライダーは予選を通過し、
予選での大きな番狂わせは無かった。

惜しかったのは18位に国竹正行。あと1点に涙を飲み予選敗退。
あと1つ何か決めていれば・・・というところなので非常に悔しかったに違いない。





それでは決勝参りましょう。
予選は16位同率が2名いたので、17人でスタートです。

17位 宮崎 健太
16位 武田 慈英
15位 松尾 栞汰
14位 櫻井 壱世
13位 溝手 太陽
12位 常盤 壱努
11位 松下 大寛
10位 清水 太陽
 9位 洲脇 歩夢
  
なんといつもの常連組の多くが決勝の12位以下に入り、
9,10,11位は岡山勢がランクイン。

岡山勢は、ベーシックなトリックを中心に綺麗にまとめてくるようなラインが特徴的であった。
しかし逆に似たり寄ったりの滑りに感じられ、もう少しインパクトがある滑りができると
もっとよいライディングになるのではないかと感じた。

とはいえ、10位の清水 太陽から1位までの得点差はなんと16点。
まれに見る僅差です。

さぁそして運良く紙一重で入賞、一点差で順位が入れ替わるような結果となった
上位入賞者です。

8位  瀧下 海人(ムラサキ福岡)
優勝最有力候補だった海人がまさかの8位撃沈。なぜならそれは前日にトラックとデッキが折れたから。
なんていう言い訳もせずに悔しそうな顔をしていたのが印象的でした。
レッジでのKグラインド、FSテールブラント、バンクでのBS180、レールで50-50、ラストのノースラビックスピンアウトで締め!!







7位  廣藤 陸(ムラサキ岡山)
岡山勢の最上位。実は私の後輩にもあたるので、少し感情移入してしまいがちなところをグッと押さえてのジャッジ。
50-50、テールスライド、Kグラ、スミス、ダウンレールでBSリップ、オーバーKrookedなど。
ひときわ目立つというトリックは無かったが、かなりのトリック数とメイク率で206ポイントという正直1位と10点しか離れていない点数。
時と場合によっては優勝しててもおかしくは無かったが、今回は残念ながら大混戦で7位。ナイスランでした!







6位 福田凛之介
久々のコンテスト登場にも関わらずさらっと6位入賞してくるあたりはさすが。レール、レッジが多いラインの中、アールを中心に他のライダーとは一味違うトリック、ライン、スピードを出しての勢いのあるラン。スタイル抜群のアールでのバックテール、ぶっ飛びのハンドフリップ、ハンドプラント、リーンテール、レッジでのKグラインドなどを織り交ぜての6位入賞。なんと1位と6点差。惜しかった〜!







5位 山口 竜歩
1戦目 沖縄戦でのチャンピオン。沖縄の小さな巨人、竜歩。まだまだ体が小さいながらもしっかりとテールを弾き、俗にいうキッズのようなトリックではなく1つ1つ点数がしっかりつくクオリティ。ミニランプからの飛び出しオーリー、ステアでのトレフリップ、ヒップでのノーリービッグスピン、ダウンレールでBSリップスライド。そしてラスト1トライで惜しくも決めれなかった得意の360。これが決まっていたら完全優勝だったでしょう。それでも1戦目に続きナイスランでした!







4位 新垣 碧己(アイキ)
今回2位となった奏共の兄でスタイル、キレ抜群の優勝候補筆頭のライダー。昨年の全日本では惜しくも予選敗退ではあったが、その経験を活かしたライディングの様子が伺える。おそらくフルメイクをしていたら一番完成されたライディングをしていたであろう。
レールでのフィーブルto50、BSリップ、レッジでのBSスミス、フラバンでのトレ、ステアでのフリップなどなど。
こちらもラストのバンクtoバンクでのトレフリップが1発では決まらず惜しくも時間外メイク。それが1発で決まっていたら、こちらも同じく優勝だったでしょう。
1戦目に続きナイスランでした!







3位 嘉陽田 隼人
沖縄の金髪の小さな人がやばいという前情報の噂の主。こちらも優勝候補の一角ながらも沖縄戦は上位入賞できず撃沈のリベンジマッチでの見事3位入賞。
BSスミス、レールでのFSスミス、BSビッグスピン、フラットバンクでのトレ、ヒップ上のレッジでのBS50 180outなどなどで、流れるようなラインでパーク全体を使いほぼフルメイク!
かなり良いランだったので隼人を優勝としているジャッジもいて採点が分かれるほどでした。1位と2点差。ほんとに良いランでした!銅メダル、おめでとう!







2位 新垣 奏共(カナト)
兄、碧己の上を行き、見事2位入賞!他ライダーがあまりしない若くして玄人のようなトリックチョイスとクリーンなスタイル。まさに現代の多様性スケート時代を具現化している。
ウィリーグラインド、デシグラインド(正式名称不明)、スイッチビッグスピン、ウォーリー、ラストはバンクtoバンクでBSヒールを発一で締め!やはり最後が締まるとかなり違います。
グッとくるラインでした!おめでとう!












1位 難波 海季
広島からの刺客 中国エリアの小さな巨人。キッズなのに既にスタイルも確立されつつあり、トリックもしっかり安定している。技数もテンポも良く、非常に目を引くライディングが印象的だった。レールでの5-0、フィーブル50、BS180からの50-50、BSリップ、トランスファーのFSリップスライドなどなど。
ラストで狙っていたアールでのBS180 to 50-50からのヒップでBS ビッグスピンの一連はメイクならずとも見事優勝!かっこよかった!おめでとう!








しかし、1位から10位までが16点差という稀に見る接戦でジャッジ泣かせもいいところの、レベルの高い良い大会でした。
沖縄、広島勢に上位を持っていかれた今回だが、次回は九州勢の巻き返しを期待したい。

選手、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

次回は9月に日田で開催です!








Junn

All photo by DICEK












2018年 AJSA 九州サーキット 

今年で8年目のオーガナイズ。そして沖縄では4年連続での開催です。

災害による延期以外は7年間まだ一度も雨天延期無しの晴れ男の私。
前日まで天気予報がころころ変わり、初の雨天延期か・・・?と思われましたが、
やはり晴れ男でした。

当日になると天気予報も回復し、無事大会を開催することができました!

ということで1戦目のレポートです。

場所はここ、花・水・緑の大回廊公園パーク。






今回のジャッジ、MC陣はこちら。



右から才プロ、日光太郎氏、高良ラッキー氏、謝花プロ、そして私



MC:タクシ氏、タイムキーパー:モトジ氏

という今回も現役バリバリのメンツでのジャッジ&運営陣となります。

さて開会式も終了し、前半11人、後半10人に分かれて1ヒート、2ヒートで予選を開始です。

4月なので暑さは無くも、この日はやや強風。
ライダーは追い風、向かい風に少々悩まされていた感があったせいか、予選は得点を伸ばしきれないライダーが多かったように感じました。

そんな中、ぶっちぎりのランで予選を1位で通過したのは金城 龍河。
キレのあるトレフリップや安定感のあるカーブ、回しトリックで組み立て、ほぼノーミス。

続くはジョーことジリヤード龍之介。
テンポよくラストのハードフリップが決めてとなり2位通過。

予選通過3位は、昨年の沖縄チャンピオン、新垣碧己。

その他、もはや常連組と言っていいメンバーがやはり安定して予選を通過。
経験値とスキルが高くなっていますね。





それでは決勝参りましょう。
いつも通りの1分間2トライ。16位から順番にということで予選16位の輿儀 志千里(よぎ しちり)からスタート。
決勝は予選にもまして風が吹いたりやんだりの繰り返し。
タイミングによっては風にやられたライダーもいたのか?なかなか点数がのびない様子でした。

16位 大山 龍太
15位 山内 りょうじ
14位 木下 雄斗
13位 新垣 奏斗
12位 輿儀 志千里
11位 山口 榮琉
10位 山内 しゅんすけ
9位  輿儀 欄七音

なんと昨年2位の新垣 奏斗がまさかの13位に撃沈。
やはりコンテストは魔物が住んでますね、リズムが狂いだすといつも決まるトリックも決まらず。
といった感じで終止タイミングがあってないようでした。

一方でここからは入賞者、おそらくほぼ同じメンバーが名を連ねてる感じで、
ライダーの実力も高いので、ジャッジも見ていて楽しい。

8位  運天 瑛斗
予選7位から1つ順位を落としたが、常に安定したライディングをしていた。基本トリックを中心にパーク全体もうまく使い、トータルバランスは非常によかった。ただ基本トリックに偏りすぎている感があり、もう1段階レベルアップした滑りができたら順位もグッとあがるはず。次に期待!!






7位 ジリヤード 龍之介
最初のランプの時間がもったいないな〜という印象もありつつの、レッジでのスミスや、ヒップでのビッグスピンなど
良いトリックも重ねていたジョー。時間の使い方をもっと良くするとさらに良いランができるはず!







6位:嘉陽田 隼人
優勝候補の一角で、本人も今年は優勝します宣言が出ていた。軽く、コンパクトにテンポが良い滑りが特徴的で、ミニレールでスミス、ベニハナ、アールでのBSDを軽やかに流してという非常に良い滑りだしだったのだが・・・中、後半が思ったようにトリックが繋がらず宣言とは裏腹に6位という結果に。しかしラインの中で魅せたレッジでのバックスミスは非常にスタイルがあり、大会中のベストトリックの1つだった気がする。







5位  小山 大地
受験を終え晴れて大学生となった大地。美大生というだけあり、滑りもスタイルも独特なセンスを感じる。アールでの360から始まり、リーントゥテール、ボンレスからのFSD、JTエアーなどをつなぎ、ラストにレッジでのケーグラインドというまとまった滑りであった。ただ,今回は例年に比べるとやや攻めの姿勢が足りなかった気がした。もう1つ、他のライダーとは被らない彼らしいトリックを決めていればメダルも見えていた気がする。







4位  野原 貴志
かなり考えて構成されたランであったが、予選、決勝を通してパーフェクトランを達成することはできず、惜しくもメダル獲得とまではいかなかったが、予選10位から大きく順位をあげあと一歩の4位に着地。スパインでワンフッドオーリー、メロングラブ、FSインディ、バンクでキャバレレリアル、レッジで50のミュートアウト、など無駄の無いランで構成はされていたが、後半のミスとラストのバンクへのフリップインが今年も惜しくも乗りごけで後一歩!!でした。それでもラストまで攻め続ける姿勢は◎でした。







3位  金城龍河
正直まったくノーマークだったが、今回最も目立ってインパクトを残していたであろうライダー。トレフリップ、ビッグスピン、ビッグフリップなど回し技がキレッキレ。その他カーブやアールも全体的にハイレベルで、予選1位からのポールトゥウィンになるんじゃないかと思っていたが、決勝も悪くはなかったが予選ほどのメイクを残せずではあったがそれでも見事に3位入賞。見た目も技もスキルもイケイケでした!







2位  新垣碧己
昨年の沖縄チャンピオン、全国AM18位の実力者。今年も優勝候補筆頭であったが、惜しくも技が繋がりきらず2位。安定したアールトリックから始まり、バンクをヒップに見立ててのノーリー270からのレッジでのノーズスライド、カーブでバックスミス、スタイル抜群のトレフリップなど。トリックのリズムと構成、バランスがかなりレベルアップしていたが、残念ながら全てがうまくは噛み合ず。ランの最後までを見たかった!







1位  山口竜歩
若干12歳の沖縄の小さな巨人。正直この日は予選からお世辞にも調子が良いとは言い難かったが、最後の最後、決勝の2トライ目で予選からの鬱憤をはらすかのようなほぼパーフェクトのランでした。レールでのBSD、トレ、フィーブル、FSポップ、ヒップでのFS360、そしてラストに6面バンクでパーフェクトなBS360をメイクしダントツの1位。やはりラストに締まるトリックをメイクするとグッと来ますね。AJSA初優勝かな?おめでとう!









そしてはるばる宮古島からのエントリーでガールズ1位の松原 千尋。毎年見る度にうまくなってて、とても楽しそうに滑ってる姿が印象的でした。これからも是非がんばってほしいですね!




最後に入賞者8位+ガールズ1位の合計9名でパシャっと!






選手、スタッフの皆さん、お疲れさまでした!

次回は6月に福岡県大川市の室内パークSWITCHで開催です!
路面から整備しなおした新パークでの開催です!

どんなパークになるのか!?かなり楽しみです!

Junn

All photo by PRIMO