第1回インストラクタースクール実施報告(開催概要



<初めに>
1. 参加者自己紹介(どこで誰がスクールを行ってるか等把握)
2. 自分ら(roots)のスクールのやり方を説明
※実力が一致した人たちを集めスクールをするなら良いが、必ずと言っていいほど不特定多数を相手にするわけで、各々実力や経験が統一ではない、乗ることころから&trick&Rの使い方等、(僕らはこれに走る基本のスラロームも入れていると説明した。)必ず、クラス分けをし、その各々の実力にあったやりかたをしないと無駄や無理が出来てしまう事を説明。



初期実技>
1. レギュラー・グーフィースタンスの決め方の解説
後から押された時に初めに足が出たほうが前足に出たほうが前になるケースが多いや、缶けり等で、蹴る側の足が後(テール側)になるケースが多い、片足で立つ場合の、軸足が後という意見もあった。

2. スタンスが決まったら、足を置く位置確認
足の置く位置は肩幅前後前足は、前ビス4ツの少々後へ、後ろ脚(テール側)は、ノーズを上げて釣り合いが取りやすい箇所。の説明

3. 走り出す前の実技(立ち方・バランス)
走り出す前に、ノーズを上げ前後の重心バランスを取る練習バランスが取れるようになったら→front側へまわる練習→backside側へまわる練習

4. PUSHの仕方
前足は通常乗っている際は、身体に垂直方向だが、PUSHの際はつま先を進行方向へ向ける、身体も進行方向、テール側の足はFRONT側に下ろし、地面をpushpush!!

. 走れるようになったらpushし進み、何か障害物のようなものをまわって帰って来る、の反復練習。

以上が説明内容。初心者に対してのスクール。後は、クラス分けに順ずる。



<質疑応答で出た内容>

@ 保険について・・・千葉のニキータでは必ずスポーツ保険に入ることを勧め、加入してもらっている。稲城で行っているスクールは保険代として料金をいただき一日有効スポーツ保険に加入しているとのこと。そして城南島では、公共パークでスケートボードガ認められてる場所での開催の為、通常の利用の通り保険には加入していない事を話した。

A deckの選び方について。最近はエレメントやプレミアム、ワールドインダストリー等よりKIDS DECKが出ていることを紹介、そしてきちんと体のサイズにあった板選びをすることをお勧め。選び方は子供の体型を考え、スタンスとDECKの長さを確認、スクール実技でも行った足の位置関係を確認した上でDECKを選んであげましょう!とお伝え。そして子供は足が短いのでPUSH等の足の上げ下げを考慮し、ウィールも小さめ50mm程度トラックもLOがお勧めだとお伝えした。

B そして最近では子供よりも親御さんの方がやるきが多い方が多く、子供がやりたくなさそうにしているのに、お父さんお母さんが熱心なケースがあり。子供曰く「まだ〜?まだ終わらないの?」などという子供がいる、この際はどーしたらよいものか?との返答に、やる気がないものがやれば怪我をする、怪我をするよりは速やかに休憩や退場を促す。

C 最近パークを使うマナーが問われるようになってきてるので、参加者にも教える側の立場として目を見張り、力を注げるようにしよう。やはり、スクールも大切だがフィールドなくしてスクールなし。の精神で技だけではなくマナーの向上も教えていくべきだ。
またスクールに参加することにより、多種色々な年代の人との交流により、その辺のマナーも自然と着いてくるので、その観点からもスクールは効果的だ。

など、以上の意見が交わされた。




<最後に>
あのような機会を担当させていただいたのはとても嬉しく思う。そしてあのような時間を設けたことにより自分達のやっていることの確認、横のつながりが出来る事かと思う(勿論自分も含むし参加者もそう思えるだろう)。そうした事により、ますますのスクールの発展に繋がり、売りっぱなし防止、ケアの重要性、業界の活性化に繋がることかと思う。
自分らがしてきたように、スケートボードは「習うより慣れろ!」確かにそうかもしれませんが、続けましょう!

初めての経験ゆえ、不慣れで、かつ不備が多数あり、来場された皆様には御迷惑をお掛けしましたが、「教え方を伝える」という事よりも、皆で情報交換が出来るようなセミナーにしていきたいと思っていますので、1度きりでなく、何回でも参加して頂きたいと思います。来年2月に行われるインタースタイルにて第2回を予定しています。


(報告:50-50代表 冨田誠)